人口増加が止まらない!?沖縄県の特殊な人口事情

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小さい島にぎっしり

沖縄は、県全体の面積は約2276キロメートル。
香川県、大阪府、東京都についで日本で4番目に小さい県です。

それに対して人口は約142万人で、全国で25位。(2013年12月のデータによる)
人口密度は全国9位と、狭い島にたくさんの人がひしめき合っています。
(ちなみに人口密度全国1位の東京都は、沖縄の10倍ほどの密度があるので、
比べ物にならないレベルではありますが…)

年々増え続ける沖縄の人口

沖縄県の人口は年々増え続けています。
2005年ごろから「沖縄移住ブーム」が起こったこと、
東日本大震災後に、福島などから被災者が移住してきたことなども人口増加の原因です。

また、移住などを除く人口の「自然増加率」も、2010年時点で全国1位となっています。
少子化問題が何年も話題になっていますが、
特殊合計出生率(女性が一生で何人子どもを生むかという数)は2010年全国平均の1.39人に対し、
沖縄県は1.87人と全国1位。
14歳以下の人口も全国1位と、日本の他の地域とはかなり異なる状況です。

出生率が高い原因として、2005年の厚生労働白書では
・他の都道府県と比較して、親族や地域のコミュニティの結び付きが強く、相互扶助の精神(沖縄の言葉で「ゆいまーる」)が今でも残っている
・男系の子孫を重んじるため、男児を産むまで出産を制限しないため、結果的に産む人数が多くなる
という2つの説を挙げています。

県内でも偏る人口

沖縄県内では、産業・人口共に極端に那覇に集中しています。
しかし那覇市は面積が狭く、空港などにも制限されて高い建物が建てられません。


そのため、近年では那覇市の周辺の自治体がベッドタウン化しています。
那覇市のほか、豊見城市、浦添市、糸満市、南城市、島尻郡(与那原町・南風原町・八重瀬町)、宜野湾市、西原町、中城村を合わせた地域を「那覇都市圏」と呼び、2014年現在ではここだけで82.7万人の人口を擁する地域となっています。
都市圏の人口密度は、東京・大阪・名古屋の「三大都市圏」に匹敵するレベルの場所も。
逆に離島などは若い人が仕事を求めて那覇などに出てしまうため、過疎化が著しく進んでいます。

本土とはかなり異なる沖縄の人口事情。
観光地だけではない、沖縄の顔が見えてきます。

出典
都道府県人口・面積・人口密度ランキング
http://uub.jp/rnk/p_j.html

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