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京都 祭り・イベントまとめ。京都の年間行事を徹底紹介!

WRITER:古怒田 桃子
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京都の夏の風物詩「祇園祭」や、ゆったり流れる灯篭がロマンチックな「灯篭流し」など、一年を通してさまざまなお祭や伝統行事がおこなわれる京都。ここでは、移りゆく京都の四季を存分に感じられる催しものや年間行事、イベント情報を一挙ご紹介します。

【1月のまつり】

筆始祭・天満書

子どもたちも楽しめる、新年にふさわしい書初めのお祭り
photo:北野天満宮

 書道の神として崇敬される菅原道真公にあやかって書き初めをおこなうお祭りです。道真公遺愛の松風のすずりをはじめとした書道具を神前に供え、道真公を偲ぶとともに書に親しむ人の技芸向上を祈願します。毎年、1月2日~4日に行われ、京都の冬の風物詩の一つとなっています。また、2日の天満書では神前で書初めを行い、書道上達を祈願します。

開催日:1月2日~4日
時間:天満書 2~4日 10:00~16:00、筆始祭 2日 9:00~、狂言奉納 3日 13:00~
場所:北野天満宮

蹴鞠はじめ

 正月4日の午後2時からおこなわれる、色とりどりの伝統衣装に身を包んだ毬人たちが蹴鞠をおこなう行事です。平安初期に誕生した蹴鞠は、もともと宮中で儀式化され御所の伝統芸能として親しまれていました。のちに現世への継承を目的に、皇室とゆかりの下鴨神社にて新春に蹴鞠が披露されるようになりました。四方の隅々に青竹を立てた15メートル四方の「毬庭(まりば)」で、独特な掛け声とともにおこなわれる蹴鞠は迫力があります。

開催日:2018年1月4日(木)
時間:13:30~
場所:下鴨神社

十日ゑびす大祭

 京都の恵比須神社で毎年1月10日とその前後二日間にわたって、商売繁昌・家運隆昌の祈願がおこなわれる祭りです。祭りの期間中、東映の女優さんによる宝恵や、祇園町や宮川町の舞妓さんによる福笹と福もちの授与、お正月らしい餅つきなどが行われます。また神社は、五日間夜通しで5つの祭りがおこなわれるため9日の9:00から11日の24:00まで夜通しで開門されます。いつも入ることのできない深夜の恵比須神社に訪れてみるのも面白いかもしれません。

開催日:2018年1月8日(月)~ 12日(金)
時間:
招福祭:8日 9:00~23:00
宵ゑびす祭:9日 9:00~24:00
十日ゑびす大祭:10日 0:00~24:00
残り福祭:11日 0:00~24:00
撒福祭:12日 9:00~22:00
場所:ゑびす神社

初天神

日中は出店、夜は境内のライトアップを楽しむのが定番コース
photo:北野天満宮

 北野天満宮で年明け最初におこなわれる縁日。北野天満宮では、毎月25日に縁日がおこなわれ境内には露店が立ち並びます。そのなかでも最もにぎわいをみせるのが、1月初め25日に行われる、天神です。例月より多い約1000軒の露店が立ち、来訪者数も一日にして約15万人に及びます。日没後から境内のライトアップも行われ、国宝の本殿や社殿が美しく昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことができますよ。

開催日:1月25日
時間:6:00~ ※ライトアップは日没から21:00
場所:北野天満宮

 

【2月のまつり】

節分祭

火炉祭で焚かれる炎の迫力は圧巻です。
photo:PIXTA

 毎年、立春の日とその前日、前々日の三日間でおこなわれる祭りです。室町時代から続く伝統ある行事で、例年およそ50万人もの参拝客で神社が埋め尽くされます。境内には多くの屋台露店が並び、厄除け祈願や古くから魔除け効果があると伝えられるくちなし色の御神札を求める方が大勢訪れます。

開催日:2018年2月2日(金)~4日(日)
時間:-
節分前日祭・疫神祭 2日 8:00~
追儺式(鬼やらい神事)2日 18:00~
節分当日祭 3日 8:00~
火炉祭 3日 23:00~
場所:吉田神社

幸せを呼ぶ初午大根焚き

ほくほくの大根は体を芯まで温めてくれます。
photo:PIXTA

 毎年2月の初午におこなわれる、大根焚きが振る舞われる行事です。無病息災・開運招福を祈願し、大原で有機栽培された大根を大鍋で焚きあげて、参拝者皆で頂きます。出世金色不動明王の加護とご利益を授かれるように、と特別祈祷もおこなわれます。

開催日:2017年2月10日(金)~13日(月)
時間:9:00~16:30
場所:三千院

五大力尊仁王会

お餅の重さはなんと100キロ越え!
photo:PIXTA

 不動明王や五代明王の力を授かり、無病息災をねがう行事。毎年2月23日におこなわれ、「五大力さん」の愛称で親しまれる歴史ある醍醐寺最大の年中行事としても知られています。この日に限り授与される災難・盗難除けのお札「御影(みえい)」は、京都の町や老舗、さらには各家庭の出入り口に貼られているの目にするほど京都ではおなじみのお札。一週間にわたって延べ1,000に以上の僧侶さんが祈祷を込めたもので、このお札を求め、行事当日は早朝から夕方まで人の列が途切れることはありません。なんと、全国から十数万人もの人が訪れます。
正午から行われる「餅上げ力奉納」では、男性は150キロ、女性は90キロの紅白の大きな鏡餅をかかえ上げてちからを奉納し、その持ち上げている時間を競います。

開催日:2017年2月23日(木)
時間:9:00~16:30
場所:醍醐寺

梅花祭

舞妓さんからお茶をいただくことも
Photo:北野天満宮

 菅原道真公の祥月命日におこなわれる祭典。梅の花を愛した道真公をしのぶ、およそ900年前から続く由緒正しい行事です。玄米が入った仙花紙でできた器「紙立(こうだて)」に、白梅・紅梅の小枝を挿したものを神前にお供えします。ちなみに、白梅は42本と紅梅は33本がお供えされますが、この本数は男女の厄年に由来しているのだとか。
神事に用いた玄米は、お祭りのあとに「厄除玄米」として授与されます。梅花祭の時期には、境内にある「梅苑」の約1,500本の梅の木が咲き誇り見頃を迎えます。紅梅殿船出の庭では野点が催され、十七軒の芸舞妓奉仕によるお茶を楽しむことができます。梅苑は、祭の開催日にかかわらず2月初旬から3月下旬まで開苑しています。

開催日:2018年2月25日
時間:10:00~
場所:北野天満宮

 

【3月のまつり】

ひいなまつり

 ご祭神がすべて女神の神社の市比賣神社でおこなわれる、ひな祭り行事です。ひいなまつりの名物は、人が座れる大きなサイズのひな壇に十二単をを身に着けた人間がすわる「ひと雛」や、貝合わせ、ひちぎりがたべられる茶席などひな祭りならではの催し物も盛りだくさんですよ。五人囃子の雅楽にあわせて、三人女官が桃の花をかざしながら舞う「官女の舞」も素敵です。

開催日:2017年3月3日(金)
時間:13:00~16:00
場所:市比賣神社

お松明式

 毎年3月15日の午後8時にその年の豊凶を占うために行われる京都の三大火祭りのひとつです。高さ7メートルの三本の松明に点火し、火勢の強弱でその年の農作物の豊凶を占います。ちなみに、松明にいくつか輪がついており、これは天狗の顔や鼻を表したものなのだとか。本堂前では、高張提灯13基が建てられ、高低で米や株の相場もあわせて占います。祭りの当日は、清涼寺を無料で参観することができます。立ち上る炎が迫力満点のお祭りです。

開催日:2017年3月15日(水)
時間:20:00頃~
場所:清凉寺

 

【4月のまつり】

吉野太夫追善

 江戸初期の島原の名妓・吉野太夫を偲ぶ催しです。常照寺では、法要と献茶、茶会が催されます。恒例の鷹峯交差点から常照寺約200メートルを歩く「太夫道中」も盛大に行われます。毎年4月の第2日曜日にとりおこなわれます。

開催日:例年4月の第2日曜日
時間:8:30~
場所:常照寺

平安神宮紅しだれコンサート

美しい境内で音楽を楽しめるちょぴり大人なイベントです。
photo:PIXTA

 平安遷都1200年を記念して1998年より、平安神宮で毎年開催されてきたコンサートです。日が沈んだ18時ころから入場が開始され、特別にライトアップされた紅しだれ桜を眺めながら美しい音色を野外で楽しむことができるちょっぴり大人なイベント。東神苑と貴賓館がステージとなり、会場に客席はありません。回遊しながら演奏を楽しむことができます。

開催日:2017年4月6日(木)~ 9日(日)※雨天決行
時間:18:15~21:00(最終入場:20:30)
場所:平安神宮

 

【5月のまつり】

貴船の川床

暑い夏にぴったり!自然のクーラーが気持ちよい涼スポット。
photo:PIXTA

 京都の夏の風物詩、貴船の川床。真夏の炎天下でも平均気温23度で、京都市内より10度も低く暑い夏でも汗がすっと引くスポットです。さかのぼること大正時代、行社さんが涼むために川沿いの床机で一服して足などを洗っているときにお茶や食べ物などを出し、もてなしたことが始まりだと言われています。手を伸ばせば手が届く、川の真上に床机を敷いたお座敷の上で過ごすひとときは極上です。2段ある大きな滝が岩をうつ水の音も心地よい癒しのスポットです。

開催日:例年5月1日~9月3 0日
時間:-
場所:貴船川沿い

葵祭

京都最古のお祭。総勢500人でおこなう巡行は迫力も万点。
photo:PIXTA

 毎年5月15日に行われる京都最古の祭です。祇園祭、時代祭にならぶ三大祭のひとつとして知られ、京都御所から下鴨神社・上賀茂神社へ続く新緑の都大路を総勢500名を超える人々が行列をつくり歩きます。平安貴族そのままの王朝装束を身にまとった人々が作る行列は、絵巻さながらで迫力も満点。葵祭の名の通り、行列のすべてには葵の葉が飾られます。平安時代以来、国家的な行事として行われてきた歴史もあり、日本の祭りとしては数少ない王朝風俗の伝統が残された祭としても知られています。

開催日:例年5月15日※雨天順延(当日早朝判断)
時間:10:30 (京都御所出発時刻)
場所:京都御苑、下鴨神社、上賀茂神社

 

【6月のまつり】

貴船祭

 水の供給をつかさどる、水の神「たかおかみの神」をまつる貴船神社の例大祭。日本三船祭のひとつで、国の無形民俗文化財にも指定される重要なお祭です。午前中は本宮で優美な舞が奉納され、午後からはお神輿が貴船町内を練り歩きます。

開催日:2017年6月1日(木)
時間:11:00~ ※午前の神事は一般見学不可
場所:貴船神社

田植祭

早乙女さんの手によって、神田はあっという間に早苗でいっぱいに。
photo:PIXTA

 その年の豊作を祈願し、境内にある神田に田植えをおこなう神事です。四人の神楽女が優美な「御田舞」を舞い、あかね襷にかざみ装束を身にまとった早乙女たちが境内の苗代田で育てた早苗を田に植えます。神田でできたお米は、ご料米として神前にお供えされます。

開催日:2017年6月10日(土)
時間:13:00~
場所:伏見稲荷大社

京都薪能

 毎年6月1日と2日におこなわれる行事。平安神宮の大極殿前に特設される舞台で、観世・金剛・大蔵各流儀による能と狂言が上演されます。日が沈む頃から始まり、薄暗くなりはじめた境内に焚かれるかがり火の揺らめく光と、神殿に施されるライトアップはとても幻想的で見る人を能の世界へと引き込みます。ライトアップされた朱塗りの社殿を背景に、夜の野外能を堪能することができる貴重なイベントですよ。

開催日:例年6月1日・2日
時間:18:00 開演
場所:平安神宮 ※雨天時はロームシアター京都で開催

竹伐り会式

 大蛇に見立てた立てた青竹を伐る速さ、五穀豊穣を願いながら見競う行事。長さ4メートル、太さ10センチの青竹をふたり一組にわかれた鞍馬法師たちが竹を伐る速さを競います。左を丹波座、右を近江座と呼び両地方の1年間の豊凶を占います。寛平年間に峯延上人が就業しているときに現れた大蛇を仏法の力で倒した故事に因み開始されたのだとか。1000年以上の歴史も持つ京都有数の伝統行事です。

開催日:2017年6月20日(火)
日時:14:00~
場所:鞍馬寺

 

【7月のまつり】

祇園祭

1100年もの歴史をもつ日本を代表するお祭です。
photo:PIXTA

 大阪の天神祭・東京の神田祭とともに日本三大祭のひとつで、およそ1100年もの歴史をもつ日本を代表するお祭。古くは平安時代に疫病・災厄の除去を祈った祇園御霊会を起源とする八坂神社の祭礼で、なんと開催期間は、7月1日の「吉符入」にはじまり、31日の境内摂社「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまでの1か月間。期間中には、様々な神事や行時が耐えることなくおこなわれ、その豪華さと期間の長さは日本一を誇ります。おすすめは、祇園祭のハイライト「山鉾巡行」の前祭(7/17)と後祭(7/24)。祇園祭の山鉾は、装飾品がとにかく豪華でその雅な姿は「動く美術館」と称されることも。そんな豪華絢爛な山鉾を眺められる2日間は見逃せません。

開催日:2017年7月1日~31日
時間:-
場所:八坂神社をはじめとした市内各所

嵐山の鵜飼

嵐山名物のひとつ。鵜匠の巧みな手さばきは圧巻です。
photo:PIXTA

 嵐山名物のひとつとしても知られる、鵜飼。毎年7月から9月下旬までおこなわれ、風折鶏帽子に腰みの姿の鵜匠が鵜をつないでる網を巧みに操り鮎をはじめとした川魚たちを獲る伝統的な漁法を披露する催しものです。鵜飼いに使われるのは、渡り鳥である野生のウミウを捕獲し鵜匠が訓練した鵜たち。船頭が操る船や鵜匠の巧みな手さばき、かかり火が照らす水面の幻想的な情景は美しく見る人を魅了します。

開催期間:2017年7月1日(土)~9月23日(土)
時間:19:00~21:00
場所:大堰川

貴船の水まつり

 水の恩に感謝し、水の恵みを祈るお祭り。貴船神社の御祭神で水をつかさどる神のタカオカミノカミに祈願する、古来の雨乞い神事を由来とした行事です。天候が順調で、適度な水の恵みが得られるよう祈願します。献茶や舞楽の奉納、さらには茶席も設けられます。

開催日:例年7月7日※7日が土日の場合は、翌月曜に催行。
時間:10:00~12:00
場所:貴船神社

 

【8月のまつり】

六道まいり

 由緒正しい「迎え鐘」で先祖の精霊をこの世にお迎えするお盆行事です。京都では、8月の13日からはじまり16日の五山の送り火におわる「盂蘭盆(うらぼん)」に、各家の先祖の霊をまつる報恩供養がおこなわれます。その5日前の8月7日から10日までの4日間に御魂(みたま)を迎えるための参詣をおこなうのが、六道まいりです。平安期の墓所だった鳥辺山の裾野でその入り口付近に六道珍皇寺があたっていたことから、この世とあの世の分岐点と信じられたことがこの地で行われるようになった起源です。またの名「お精霊さん迎え」とも呼ばれ、親しまれています。

開催日:例年8月7日~10日
時間:-
場所:六道珍皇寺

五山送り火

真夏の夜にくっきり浮かぶ送り火は、京都の夏の風物詩。
photo:PIXTA

 お盆に迎えた先祖の霊を浄土へ送るかがり火を、京都の5つ野山で焚く行事です。毎年8月16日、真夏の夜空にくっきりと浮かび上がる「五山送り火」は京都の夏の風物詩として全国的にも知られています。最も知られる東山如意ヶ嶽の「大文字」や、松ヶ崎西山・東山の「妙・法の字」、西賀茂船山の「船のモチーフ」、金閣寺付近大北山の「左大文字」、万灯籠山・曼荼羅山の「鳥居のモチーフ」など、それぞれの山によって様々な点火がなされます。

開催日:例年8月16日
時間:-
場所:東山如意ヶ嶽、松ヶ崎西山・東山、西賀茂船山、大北山、曼茶羅山等各所

灯籠流し

ゆたっり流れる灯篭の景色は、思わず見とれてしまう美しさ。
photo:PIXTA

 五山送りと同日8月16日におこなわれる嵐山の灯篭流し。渡月橋の東詰・南詰から桂川にむけて精霊送りの灯篭が約7000個も流されます。灯篭が流されるのは、嵐山公園での法要が終わる午後7時頃。日が沈んで暗くなった桂をゆったりと流れる灯篭の景色はとてもロマンチックですよ。会場の桂川からは、同じ時におこなわれる「五山送り火」の鳥居や大の字が象られた火も見ることができます。

開催日:例年8月16日
時間:19:00~21:00
場所:嵐山中之島公園

 

【9月のまつり】

八朔祭

日中はもちろん、万灯に照らされた日没後の境内も素敵。
photo:PIXTA

 9月の第一日曜日におこなわれる家内安全・五穀豊穣などを祈願するお祭です。祭りの名は、旧暦の8月1日をさす「八朔(はっさく)」の言葉が由来。祭りの当日、八坂神社の境内は女神輿、子供みこし、八朔相撲、赤ちゃん相撲、嵯峨六斎念仏、上桂御礼太鼓などの様々な伝統芸能であふれ、日没後には境内の万灯もともされます。

開催日:9月第1日曜日
時間:-
場所:松尾大社

萩まつり

 毎年、萩が見頃を迎える夏のおわり頃におこなわれるお祭。梨木神社は、境内には500株もの萩の花が植えられる萩の名所としてもしられ、例年祭りが行われる頃にいっせいに咲き始めます。祭りの時になると、境内の紅白の萩の枝には献詠された俳句や短歌の短冊がつるされ、神前には鈴虫がはいった虫かごが献上されます。拝殿では、狂言や舞踊、琴の演奏などが奉納され境内はいっそうにぎやかになります。

開催日:例年9月の第3日曜日または第4日曜日前後
時間:-
場所:梨木神社

観月の夕べ

小舟の上で月を愛でる。気分はまるで平安貴族です。
photo:PIXTA

 大覚寺の大沢池に船を浮かべて、夜空と水面にうつる秋の名月を愛でる行事です。嵯峨天皇が同じように大沢池で船を浮かべ、文化人や貴族と遊び宮遊びとして定着させたことがはじまりの、およそ1200年前に起源をもつ由緒正しい行事です。ちなみに、境内の大沢池は日本最古の庭園で平安時代につくられたものです。多宝塔のライトアップや、お団子やお菓子、うどんなどが楽しめる出店などの催し物もありますよ。
 

開催日:2017年10月4日(水)~6日(金) ※例年中秋の名月を含む3日間を予定
時間:
場所:大覚寺

 

【10月のまつり】

ずいき祭

神輿をよく見ると、カラフルな野菜たちがとってもキュート
photo:北野天満宮
 

 ずいき(里芋の茎)や野菜などの食物で飾った神輿をかつぎ、1年間の五穀豊穣を感謝するお祭です。京都の代表的な秋祭りとして知られるこの祭りがはじまったのは、さかのぼること1000年以上も前のこと。1年の豊作を願い感謝する祭のときに、神前で新穀や野菜、果物をお供えしたことが起源と言われています。祭りの当日は、御鳳輦や野菜でつくられた御輿が巡行します。

開催日:10月1日~5日
時間:-
場所:北野天満宮

御香宮神幸祭

 古来から「伏見祭」「花傘祭」とも呼ばれる、伏見九郷の総鎮守の祭。宵宮祭、本祭の神幸祭を中心に、祭りの期間中には様々な行事がおこなわれる洛南の大祭です。境内にはたくさんの露店が立ち並び、室町時代の風流傘の伝統を今に伝える花傘の参宮もあります。各町内が趣向を凝らして催される花傘巡行は、どれも鮮やかで見る人の心をそっと明るくします。

開催日:2017年9月30日(土)~10月8日(日)※例年10月上旬
時間:7:00~21:00頃 ※行事により時間が異なります
花傘総参宮:9月30日(土)・10月7日(土) 18:00~21:00頃
神輿渡御:10月8日(日) 9:00頃、9:10~10:30頃
場所:御香宮神社

時代祭

まるで日本の歴史縮図を見ているような気分に。
photo:PIXTA

 葵祭、祇園祭とともに京都三大祭のひとつとして知られる平安神宮のお祭。8つの時代の衣装をまとった人々が、山国隊の奏でる笛と太鼓の音色を先頭に約2,000人・およそ2キロメートルの行列をつくりながら巡行します。祭りの趣旨は、京都が古くから培ってきた日本の伝統工芸技術を、動く歴史風俗絵巻として披露し、伝承すること。ちなみに、行列に使用する各時代の衣装や祭具は、ひとつひとつが厳密な時代考証のもとに製作されています。祭りは、平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、さかのぼること明治28年にはじまりました。

開催日:2017年10月22日(日)※雨天順延
時間:7:00~
場所:京都御池通~御苑平安神宮道※主催は、平安神宮となります。

 

【11月のまつり】

三千院 もみじまつり

 ひと足先に深まる愛を堪能できるお祭。三千院のある大原の里は、山間の盆地にあるため気温の寒暖差が激しく紅葉の色鮮やかさも格別です。境内を覆う苔の上に降り積もる深紅の紅葉が作り出すコントラストは、固唾をのむ美しさ。一度見たら何度も訪れたくなる、紅葉の名勝です。

開催日:2017年10月28日(土)~11月28日(火)※例年、もみじが色づき始める11月上旬頃に開催されます。
時間:8:30~17:30※開門時間
場所:三千院

火焚祭

 秋の豊穣に感謝するとともに、春に迎えた神々を山にお送りするお祭。本殿では、収穫された稲藁を焚き上げその年の豊穣を感謝する火焚神事がおこなわれます。日本各地でおこなわれる火焚祭の中でも、伏見稲荷大社のものは全国一のスケールを誇り、例年多くの参拝者が訪れます。全国からよせられた十数万本もの願い事が書かれた火焚き串もともに焚かれ、日没頃からは本殿前の庭上で古式の神楽舞が奉納されます。

開催日:11月8日
時間:
本殿の儀 13:00~
火焚神事 14:00~
御神楽 18:00~
場所:伏見稲荷大社

嵐山もみじ祭

 嵐山の美しい紅葉を愛で、嵐山蔵王権現に感謝する渡月橋周辺でおこなわれるお祭。紅葉した嵐山と嵐山の前を流れる桂川、そこにかかる渡月橋のコントラストを贅沢に楽しむことができます。祭り当日には、桂川には舞台船が行き来し、狂言や雅楽をはじめとした京都の郷土芸能なども披露されます。紅葉と京都の文化を存分に楽しめる贅沢なイベントです。

開催日:2017年11月12日(日)※例年、11月第2日曜日
時間:
午前の部 10:30~
午後の部 13:00~
場所:渡月橋上流側一帯

 

【12月のまつり】

山科義士まつり

 忠臣蔵で有名な大石内蔵助をはじめとした四十七の義士を偲びおこなわれる祭。毎年、赤穂義士が討ち入りした12月14日に開催され、京都の年末の風物詩とも呼ばれ親しまれています。義士に扮した地元の人たちが羅沙門堂から大石神社まで練り歩き、道中では、刃傷松の廊下や討ち入りを再現した迫力満点のパフォーマンスも披露されます。境内では、大石音頭が披露され、甘酒の無料配布もあります。

開催日:12月14日(木)
時間:10:00~15:00
場所:毘沙門堂付近~東部文化会館~大石神社付近

終い弘法

 東寺の境内で毎月21日に開催される「弘法市」の1年最後、12月におこなわれる市です。普段から、骨董や古着、植木などの露店が並び賑わう弘法市。中でも12月の終い弘法は、1,000件以上の露店が出展する一年で最も大きい市場で、全国から数十万人もの人が訪れます。お正月のお飾りや食べ物を売る露店も多く、境内は年末のカウントダウンムードが漂い、いつにも増した賑わいを見せます。ちなみに、市場が行われる21日は、弘法大使の月命日が由来しています。

開催日:例年12月21日
時間:-
場所:東寺

終天神

北野天満宮の一年を締めくくる、たいせつな催事です
photo:北野天満宮

 北野天満宮で一年最後におこなわれる縁日です。毎月25日に開催される縁日ですが、終天神のときには普段の植木や雑貨に加えてお正月グッズを販売する露店もずらりと立ち並びます。境内は、朝早くから露店と大勢の参拝客で埋め尽くされ、活気にあふれます。

開催日:12月25日
時間:6:00~ ※ライトアップは日没から21:00
場所:北野天満宮

 

 地元の人たちと交流しながらその土地を深く知ることも、旅の醍醐味。京都の人たちと一丸となって参加できるお祭や四季を味わえるイベントをお目当てに、京都を訪れてみてはいかがですか?祭りの歴史や起源を知らべてから訪れると、より一層楽しむことができますよ。いつもと一味ちがった旅になること間違いなしです。