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海の京都への旅。2度目の京都は、通な楽しみ方を。

WRITER:asoview!編集部
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日本国内だけでなく、世界中の観光客からも注目を集める古都・京都。清水寺や金閣寺などの超有名観光地から隠れ家的なお店まで、魅力的なスポットが尽きることはありません。今回は京都2回めからの人におすすめしたい、穴場&通な京都の楽しみ方をお伝えします!

 

京都府の日本海側に広がる「海の京都」。(PIXTA)

「京都」のイメージは?

 京都旅行、というとどのような場所をイメージするでしょうか?一般的に「京都」というと、平安京があった京都市内と隣接する宇治などのエリアをイメージする方が多いかと思います。例えば王道、まずは誰もが訪れる金閣寺。パワースポットとしても人気の伏見稲荷。そのほか嵐山や山奥の静けさを感じられる貴船・蔵馬などにもたくさんの人が訪れます。

 色々行きたいところがあって迷ってしまうという方、京都通になったからもっと違う京都の顔を知りたいという方。実は京都には、まだまだ魅力的な場所がたくさん眠っています!

 

「海の京都」に足を伸ばしてみよう

 市内観光はひと通り楽しんだ、という人におすすめなのが、「海の京都」への訪問。京都府の日本海側に面するエリアです。この地には古来より自然の神を奉る「和の心」を持つ独自の文化に、海から伝わった先進文化が融合し、強大な古代文明が築かれました。数々の神話や国生み伝説の舞台となった「和の源流」ともいえるエリアです。

 平城京や平安京では貴族の憧れの地として歌に詠まれた「海の京都」。江戸時代には北前船の寄港地として栄え、以降も貿易の拠点や大陸を結ぶ重要拠点となってきました。天地山海の景観や人々の暮らしの中に、「和の源流」が今もなお脈々と息づいている「海の京都」。この記事では、まだまだ知られていない「海の京都」の魅力をエリアごとに分けてご紹介します。

 

天橋立・与謝野エリア

日本三景・天橋立を擁するこのエリア。悠久の時がつくりだした景観を中心に、魅力的なスポットがあつまっています。

 

日本三景・天橋立はマストスポット

 天橋立は全長3.6km。潮の満ち引きなどにより長い年月をかけてつくられたこの景観は、古くから人々を魅了してきました。その形から龍にも例えられることもあります。徒歩やサイクリングなどで中を歩くこともでき、散策路としても人気です。

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 天橋立の素晴らしい姿を楽しむ方法はさまざま。北側の「傘松公園」からの景観は、昇り龍のようにみえることから「昇龍観」と呼ばれます。対して南側の「天橋立ビューランド」から見えるのは「飛龍観」。ダイナミックなカーブが印象的です。

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 天橋立観光船に乗船すれば、海から天橋立に近寄れます。南北に長く伸びた天橋立のスケールを実感できるクルーズです。

 

パワースポットをめぐろう

 天橋立の名前は、日本最古の歴史書である古事記にも登場します。龍の姿にも見立てられる天橋立は、古代の人にとってもパワーの源。周辺には由緒ある神社が多数存在しています。

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 伊勢神宮に祀られる以前から天照大御神を祀っていたと伝わる「元伊勢 籠神社」。本殿は伊勢神宮と同じ唯一神明造の建物。静謐な空気に包まれたパワースポットです。

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 ここと合わせてお参りしたいのが、元伊勢 籠神社の参道とされる天橋立の松林の中にある「天橋立神社」と、奥宮にあたる「眞名井神社」。いずれも美しい自然に囲まれた、神の気配を感じられるスポットです。

 

足を伸ばしてレトロモダンに触れる

 天橋立から車で10分ほどで到着するのが、与謝野エリア。この町はなんと与謝蕪村、与謝野鉄幹・晶子など歌人との縁が深かったことが町名の由来になっています。丹後ちりめんで栄えた町には、今でも大正・昭和初期のレトロモダンな雰囲気を残す建物が多数あります。1920年代から活躍したSLの貴重な車両なども数多く保存されています。

天橋立・与謝野 観光スポット29選!おすすめコースやグルメ、子供と一緒に楽しめる場所も。

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舞鶴エリア

 もともと小さな港町だった舞鶴。明治34年(1901年)に舞鶴鎮守府が置かれ、旧日本海軍の拠点となってから発展しました。街にはいまでも海軍ゆかりのスポットが数多く残り、歴史好きのみならずおしゃれなスポットとして若い世代にも人気を集めています。

 

赤れんががレトロな建物でノスタルジックに浸る

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 まずは「赤れんがパーク」を訪れましょう。青い海の間近に建つ赤れんがの建物は、青と赤、自然と人工物の美しいコントラストを描き出しています。全12棟のうち8棟が重要文化財に指定されている建物には、一般公開されているものも。現存する日本最古級の鉄骨赤れんが建造物であり、現在博物館になっている赤れんが1号棟をはじめ、それぞれの棟がアートの展示スペースやカフェ、イベントホールなどとして利用されています。ドラマや映画のロケにも使われることがある赤れんがの建物を見ていると、自分が明治や大正時代にタイムスリップしたような気分にもなってきます。ノスタルジックな気分に浸れるスポットです。

 

大迫力!海軍スポット

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 軍港として利用されていた舞鶴港。今では海上自衛隊の艦艇の停泊地として利用されています。「自衛隊桟橋」はファンならずとも訪れたいスポット。桟橋に停泊している現役の艦艇を見学できるという、珍しい体験ができます。訓練のスケジュールが合えば、甲板を見学できることもあります。非日常感を感じられる舞鶴ならではの体験です。時間に余裕があれば、1日4便運行している「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」に乗船してみるのがおすすめです。海から舞鶴の街を眺め、停泊している護衛艦の間近まで接近。11、12時の便では海上自衛隊のOBがガイドを務めているので、内部の人しか知らないマル秘情報を教えてくれるかもしれません。

 歴史好きなら、2015年に「ユネスコ世界記憶遺産」に登録された「舞鶴引揚記念館」の見学もはずせません。田辺城の遺構が残る城下町を散策したり、舞鶴屈指の絶景ポイント「五老スカイタワー」を訪れたりと、舞鶴の楽しみ方はさまざま。旧海軍のレシピを伝える洋食や、日本海の海鮮を味わったりなど、味でも舞鶴を楽しめます。

舞鶴 観光20選!歴史や絶景スポット、グルメまで、ノスタルジックな港町を満喫。

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京丹後・伊根エリア

 日本海に突き出た丹後半島。この海岸沿いには見逃せない美しい景観が次々とあらわれます。

 

海と、魚とともに暮らす「伊根の舟屋」

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 ここにしかないユニークな景観を見られるのが、伊根町の「伊根の舟屋」。伊根湾沿いの水際ぎりぎりに家が立ち並んでいます。1階が船のガレージ、2階が居室になっているというとてもユニークな造りには、思わずじっくりと見入ってしまいます。地元のガイドが案内してくれる「伊根浦散策案内人」やレンタサイクルを利用して、人々の営みを感じてみましょう。

 

自然の作り出す芸術に息を呑む

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 丹後半島は「山陰海岸ジオパーク」の一部にもなっています。ジオパークとは、科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を含む自然公園です。京丹後市の海岸には、鳴き砂の真っ白な砂浜「琴引浜」や大迫力の「立岩」、海の侵食によってできた「屏風岩」など珍しい景観が次々と現れます。勾玉の形をした湾「久美浜湾」の周りには長い歴史をもつ神社も。日本人の原点を感じられる土地でもあります。

京丹後・伊根への旅で訪れたい、丹後半島 観光スポット22選。

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福知山・綾部エリア

 1579年ごろ、明智光秀が織田信長の命により丹波を平定した際に築城されたのが福知山城です。以来この地は城下町として栄えてきました。

 

光秀ゆかりの城下町を散策

 織田信長を討った謀反人、というイメージが一般的になっている明智光秀。しかしここ福知山では、荒廃した土地に城下町を整備し、楽市楽座を設け、治水に尽力するなどの善政を施し、今でも良君として市民から慕われています。光秀の後城主は何度も変わりましたが、1669年に朽木氏が入城してからは城下町としてさらなる発展を遂げました。立派な石垣をもつ「福知山城」や光秀を祀る「御霊神社」など、城下町を歩けば歴史を感じられるスポットが点在しています。

 

織物の町、綾部で深呼吸

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 すぐれた織物の技術を持つ漢氏(あやうじ)が支配したことが地名の由来になっている綾部。近代化後の明治29年にグンゼが綾部市で創業し、織物・繊維のまちとして歴史を刻んできました。街なかには老舗の料理店や和菓子店が今もあちこちで見られます。少し足を伸ばせば、里山の暮らしを満喫できる農家民宿や古民家カフェなどもあり、美しい空気の中で深呼吸できます。心の奥にある日本の原風景を感じられる土地です。

福知山・綾部 観光21選!歴史ロマンを感じる街歩き。

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 それぞれに個性があり、魅力あふれる「海の京都」。実際に訪れて、もっともっとたくさんの魅力を見つけてみてください!