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都会のオアシスでリフレッシュ!新宿御苑ガイド。

WRITER:asoview!編集部
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都会の真ん中・新宿で、自然の息吹が感じられる国民公園、新宿御苑。手入れが行き届いていて、四季折々さまざまな表情を見せる庭園は、喧噪から離れて気軽に非日常が味わえる都会のオアシスです。休日をのんびりと過ごすにも、日常のちょっとした息抜きにもぴったりな新宿御苑のおすすめな使い方、教えます。

 

新宿御苑は都会のオアシスです。

敷地は58.3ヘクタールで、東京ドーム12個分!

 新宿御苑は、新宿駅から徒歩10分という大都会の中心にありながら、広さ58.3ヘクタール、全周約3.5kmもの敷地いっぱいに自然が広がっています。タイプの異なる複数の庭園や多彩な樹木・花々など見どころが多く、春はお花見、秋は紅葉狩り、そして家族、友達とのピクニックやカップルの公園デート、ときにはひとりでランチや読書を楽しむなど、いろいろな使い方ができます。

 また、誕生の背景や農業・園芸振興に関わる歴史など、知れば知るほど新宿御苑には興味深い発見があります。遠出ができないちょっとした空き時間は、こんな近場の癒しスポットにおでかけしませんか?

 ただし、酒類の持ち込み・遊具類の使用は禁止。魅力あふれる公共のスペースは、みんなでルールを守って大切にしていきたいですね。

 

さまざまな庭園を散策します。

 新宿御苑の庭園は、イギリス風景式庭園フランス式整形庭園、伝統的な日本庭園が組み合わせられた、“日本の風景式庭園の名作”と言われています。手入れの行き届いた美しい庭園を、まずは散策してみましょう!

 

イギリス風景式庭園

巨木の木陰に入れば夏でも涼しい!

 イギリス風景式庭園は、広大な芝生にユリノキなどの巨木がそびえる、のびやかな景観が特徴です。真っ青な芝生を前にしたら、大人だって足を投げ出して座ったり、寝転がったりしたくなりますね。木陰にビニールシートを敷けば、ピクニックも楽しめます。緑に映える青い空を見ていると、ここが新宿であることを忘れてしまいそうですが、木々の間からのぞく高層ビル街の姿は、やはり都会のオアシスならではです。

 

フランス式整形庭園

気品に満ちたフランス式整形庭園には、高貴な花・バラが似合う

 左右対称に美しく整形されたフランス式整形庭園は、フランス宮廷文化を思わせる華やかな造りが魅力です。中央に110種・約500本もの花々が咲き誇るバラ花壇があり、その左右にはヨーロッパの雰囲気あふれるロマンチックなプラタナス並木。長さ約200メートル・160本のプラタナスが4列にデザインされた並木道はまさに圧巻。四季を通じて、お散歩やデートにぴったりな憩いの空間になっています。

 

日本庭園

伝統的な日本庭園と新宿高層ビル群のギャップも御苑の見どころのひとつ

 昭和初期に改装された日本庭園は、上の池から「旧御涼亭」にかけての池に沿った池泉回遊式の造りです。梅や桜、楓の紅葉、冬にはオシドリなどが、色鮮やかに四季を感じさせてくれる情緒いっぱいの庭園です。

 池のほとりに建つ「旧御凉亭」は、昭和天皇のご成婚記念として建てられた歴史建造物で、高台となっているこの建物からの眺めは、新宿御苑で一番美しいともいわれているそうです。

 

玉藻池

100年以上前からの風情や趣を今に伝える玉藻池

 イギリス風景式庭園とフランス式整形庭園の間にある玉藻池は、江戸時代に徳川家康の家臣として活躍した内藤家の屋敷跡の面影が漂う庭園です。現在の大木戸休憩所に御殿があり、玉川上水の余水を利用して池、谷、築山をしつらえた当時の「玉川園」の一部が、玉藻池として残っているそうです。

 ほとりに大きな松の木が立ち、水面を優雅に鴨が泳ぐ風景には、昔ながらの趣が感じられますね。

(次ページは、歴史的建造物や自然鑑賞についてです)