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宇治の観光・グルメスポットおすすめ8選。2度めの京都は宇治へ行こう!

WRITER:藤井 みさ
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京都市内から電車で30分ほどの場所に広がる「宇治」エリアは、平等院やお茶で有名な場所。京都市街の喧騒から離れて、のんびりと観光を楽しめる土地でもあります。ここでは、宇治に行ったら見ておきたい、行っておきたいスポットを厳選して8つご紹介。「ハートの窓」で有名な正寿院以外は市内に集中し、すべてまわっても半日で楽しめます。

平等院

平安時代に栄華をきわめた権力者・藤原道長。その別荘を、息子であり、時の関白藤原頼通が永承7(1052)年に寺へと改めたのが平等院の起源です。10円玉の表に描かれている鳳凰堂は、創建当時から残る歴史的な建造物。2014年に工事を終えた平成の大修復により、「この世の極楽浄土」とも言われた創建当初の壮麗な姿を蘇らせました。世界遺産にも登録され、国内外から多くの人が訪れるスポットです。

鳳凰堂の前には池が配され、鳳凰堂が水面に映り込む様子もまた美しいもの。鳳凰堂内の拝観も可能で、国宝の阿弥陀如来像、木造雲中供養菩薩像、天蓋などをじっくりと見られます。敷地内のミュージアム「鳳翔館」にも、多数の国宝が収容されていて見応えたっぷりです。

宇治上神社

平等院と並び世界文化遺産に指定されている宇治上神社。こじんまりとした境内には、拝殿、本殿、春日神社と摂社、4つの末社、それに湧き水から手水をとれる桐原水があります。本殿は平安時代後期の建造で、神社建築としては日本最古と伝わっています。2015年1月に改修が終了し、往時の美しい姿を見ることができます。

菟道稚郎子、応神天皇、仁徳天皇の3柱を祭り、大きな木に囲まれた境内には荘厳な雰囲気が漂います。御朱印やお守りの授与所もあります。桐原水はかつて室町時代に名水・宇治七水といわれたうちの、現存する唯一のものです。残念ながら現在では飲用はできませんが、数百年以上も湧き出続けている冷たく引き締まって澄んだ水で手を清めてみましょう。

宇治神社

宇治神社は、宇治川にかかる朝霧橋のすぐそばにあります。本殿は鎌倉時代初期の建造物と伝わり、国の重要文化財に指定されています。祭神は菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)。菟道稚郎子命が河内国からこの土地に向かう途中に道に迷ったとき、1羽のうさぎがあらわれて振り返りながら正しい道へと導いた、という「見返り兎」の物語が伝わっています。

このうさぎが正しい道へ導いてくれるとして、近年では良縁や正しい道への信仰を求めて多くの人が訪れます。境内の奥にはパワースポットもあり、こちらも人気のスポットになっています。

朝霧橋

橋の両側の赤い欄干が雅な雰囲気をかもし出し、源氏物語の「宇治十帖」の舞台を思わせる橋。宇治川の東岸と、中の島である橘島を結んでいます。

東岸のたもとには宇治十帖のモニュメントもあります。遠目で見ても、渡っても美しい絵になるスポットです。

福寿園 宇治工房

「伊右衛門」で一躍有名になった京都・福寿園の「宇治茶工房」。1階はショップ「茶店」になっていて、お茶や茶器、お茶を使ったお土産などを販売しています。お土産や贈り物に最適です。製茶の機械を展示する宇治資料館も併設。茶作りの工程を学べます。

2階には喫茶「福寿茶寮」と、実際に茶作りを体験できる工房があります。抹茶づくりや手もみ茶づくり、ほうじ茶づくりなど、宇治ならではの体験です。できあがったお茶はその場で飲めます。体験数種類あり、それぞれ時間が決まっているので、時間に余裕を持って行きましょう。詳細は公式サイトでチェックしてください。

敷地内の駐車場スペースには、中身が全部伊右衛門の自販機もあります。暑い夏はこちらでお茶をゲットするのもおすすめです。

中村藤吉本店 宇治本店

安政元年(1854年)創業の老舗茶商、中村藤吉本店。JR宇治駅を出て駅前の商店街に宇治本店があります。店舗は昔ながらの商家を活かしたつくり。入ってすぐのエリアは売店になっていて、お茶のほかお茶ゼリー、お茶チョコレート、抹茶バウムクーヘンなどお茶を使ったスイーツや茶道具を販売しています。

店舗の奥は製茶工場を改装したカフェになっていて、中村藤吉本店オリジナルのお茶「中村茶」や、お茶を使ったスイーツ、茶そばなどをいただけます。カフェは予約を受け付けておらず、名前を書いて待つ方式。時期や時間帯によっては1時間程度待つこともあるので、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。中庭には樹齢250年を超える「宝来舟松(ほうらいふなまつ)」と呼ばれるクロマツがあります。

体験教室も開催していて、抹茶を自分で作って飲める「お抹茶体験」や、季節に合わせたワークショップなどを体験できます。

しゅばく

地元民もおすすめするおいしい蕎麦屋さんです。しゅばくは「酒蕎麦」と書き、蕎麦と日本酒、酒に合うつまみを出しています。蕎麦は国産の蕎麦の実を使用し、石臼で自家製粉。

冷やし蕎麦はつなぎを使わない十割そばで、口に含むと蕎麦のかおりがふわりと香り立ちます。さっぱりといただける蕎麦は観光の途中にもおすすめです。

正寿院

宇治市街地からは車で30分ほど、緑茶発祥の地と言われる宇治田原の山中にある正寿院。高野山真言宗に属し、800年ほど前に創建されたと伝わります。ここはSNSなどで「ハートの窓」がある寺院として一躍有名になりました。ハート型は実は古くから使われている模様で、魔除けの効果もある「猪目」と呼ばれるもの。

客殿を作る際に「自然を感じながらごろりと寝転んでほしい」という思いから、あえて神仏を祀らず、魔除けとしてこの窓を設置しました。天井には日本画家などが描いた160枚のさまざまな絵が設置され、こちらも圧巻。写真を撮ったり、ぼーっとしたりと自由に過ごせる空間です。

本尊は秘仏の十一面観音。50年に1度だけご開扉されます。毎年7月7日から9月18日の期間は、風鈴まつりを開催。境内に数々の風鈴が飾られ、風によって美しい音色を奏でます。風鈴づくりや数珠づくり、写経、写仏なども開催されています。じっくりと時間をとって行きたいスポットです。

京都宇治・正寿院 ハートの窓にカラフルな天井!フォトジェニックなお寺を徹底紹介!

https://asoview-trip.com/article/12432/

 

京都リピーターならば、ぜひ宇治へ!

いかがでしたか?初めての京都旅行は、やはり洛中(京都中心部)を中心にまわりたいところですが、2回目以降の京都旅ならば、ひと味違う魅力をもつ宇治を旅の目的地にするのもいいかもしれません。ここで紹介した宇治の魅力、ぜひ味わってみて下さい!

現在、JR東海のキャンペーン「京都 お茶の宇治・お酒の伏見 満喫の旅」が開催されています。2017年7月26日(水)から11月17日(金)までの出発の旅行商品を購入すると、「お茶の宇治・お酒の伏見」満喫セットをもらえます。

京阪線が一日乗り降り自由な「宇治・伏見1dayチケット(特別版)」、京都タワー展望入場券、福寿園宇治茶工房 お抹茶一服券、高台寺雲居庵・東福寺芬陀院、茶寮油長の3か所から選んで使えるセレクト券の4つの特典がついています。この機会に市内だけでない京都の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか?

「そうだ 京都、行こう。」
2017年夏特集「テーマでめぐる京都旅 宇治&伏見」
http://souda-kyoto.jp/tokusyu/summer/2017/index.html

京都 お茶の宇治・お酒の伏見 満喫の旅
https://shinkansen.travel/souda-kyoto/theme/uji-fushimiSP/index