こんにちは、asoview!編集部の藤井です。
毎日つかうマグカップ。
もう少しオリジナルで素敵なものがほしいな、と探していました。
せっかくだから、自分で作ってみるのもいいんじゃない?
と同僚に言われて、
ふむ、たしかに。
というわけで、同僚とやってきたのは、青山。
その中でもとりわけハイセンスなショップが並ぶ、骨董通りです。
こんなところに陶芸体験をできる場所が…?
ちょっと不安になったころに到着したお店。
えっ、ここ?
カフェじゃなくて?
地図間違ってないよね?
そんなことを思ってしまうぐらい、おしゃれで洗練された空間です。
「1300年の歴史を持つ美濃焼の素晴らしさを知ってほしい」
そんな思いから、岐阜県多治見市の陶器の企画・卸の老舗の会社が運営しているのだそうです。
棚いっぱいにならぶ、さまざまのうつわたち。
壁いちめんに設置された棚、そのなかにはたくさんのうつわ。
インテリアは南フランスをイメージしているのだそう。
焼き上がって商品になったものも、これから絵付けをおこなう「素焼き」のものもあります。
ぬくもりのある雰囲気に、ちょっと緊張していたこころもほぐれてきます。
今日チャレンジするのは、転写紙を使って絵付けをおこなう、ビスク・アート(絵付け)体験です。
ずらりと並んだうつわから、好きなものを選んで、
いよいよ、体験のはじまりです。
ここからは同僚にモデルになってもらって、体験の様子をお伝えします。
つかうのは、「転写紙」とよばれるあらかじめ絵が描かれた紙。
これを切り取り、水で濡らした筆をつかって、ぺたり。
好きな場所に好きな絵を貼ります。
少ししたら、紙をはがすと…
絵がぴったりときれいに、うつわに移りました。
どこにどの絵を置こうか?
この模様とこの模様なら合うかな?
時間をわすれて、うつわと向き合います。
絵が移るのがたのしくて、気がついたら模様だらけになってしまわないように。
よくばりすぎず、シンプルに。
作業の楽しさと、できあがりのバランス、
たまに我に返って考えながらすすめます。
内側にも模様をつけて、よし、完成!
体験後、10日から3週間ぐらいで焼き上がり、
指定の場所まで送ってくれます。
じっくりと向き合って、こだわったマグカップ。
このマグカップでお茶を飲むのが、とっても楽しみです。