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江戸時代からの伝統を受け継ぐ。「江戸切子」でおもてなし。-浅草・江戸切子-

WRITER:asoview!編集部
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こんにちは、編集部の西川です。

海外から友人が遊びにくるというので、浅草を案内することになりました。
日本ならではの伝統工芸を体験したいというリクエストに応えて、思いついたのは「江戸切子」。

江戸切子」はその名のとおり、江戸時代から伝わる伝統工芸です。
ガラスに刻まれた繊細な和の模様が特徴的。

今回は、切子でグラスをつくる体験に行くことにしました。

訪れたのは、浅草駅から歩いて1分ほどの場所にある「創吉」さん。
スカイツリーや雷門もほど近いところです。
町を歩いていると、なんだか懐かしい気分になってきます。

1階はお店になっていて、さまざまな模様の江戸切子がずらり。
ぜんぶガラスでできているとは思えないほど、精巧な作品ばかりです。

2階にあがると、講師の方が出迎えてくれました。
やわらかな口調の、とってもさわやかな方です。
しかもかっこいい。

江戸切子の創作にはまって、なんども通う方もいるんだそう。
居心地の良い工房の魅力もあるんじゃないかな…
そんなことを思いながら準備をととのえて、イスに座ります。

まず、グラスのデザインを決めます。
ぽってり厚めの丸いグラスから、うすくて角ばったものまで…
デザインがたくさんあって迷ってしまいます。

グラスのかたちによって、刻印できる模様も変わるんだとか。
できあがりをイメージしながら、真剣に選びます。


グラスにマジックで線を描き、それに沿って削っていきます。
まずは底のデザインから。

下書きをして、スケールで点をむすんでいきます。

お手本を見せてもらい、いよいよ削っていきます。

摩擦で削るので、かんたんに割れる心配はないんですって。

おそるそる、刃にグラスを当てると…
「キュイーン…」
独特の音が響きます。
グラスが刃に吸い付くような、手の感触も不思議です。

ぐっと押すと線は太くなり、力を抜くと細くなります。
ほんの少しの加減で、まったく違う模様に。

講師の方の説明を受けながら、すすめていきます。

アスタリスクの並んだ、ちょっと細かいデザイン。
線の交差する部分がズレてしまいました。
手直しのアドバイスを聞き、なんとか修復して一安心です。

予定と違う模様になってしまった部分もあったけど…
できあがったグラスは、大満足の仕上がりです。

作品はBOXにいれて、そのまま持ち帰ることができます。
友人もとっても喜んでくれました。

思い出とともに、素敵なプレゼントができてよかった。
「今日はこのグラスで乾杯しようね。」
そんなことを話しながら、工房をあとにしました。

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