お台場のお化け屋敷「台場怪奇学校」へ行ってみた!遊び方・見どころ・背筋が凍る恐怖を体験レポート

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デックス東京ビーチにあるホラースポット「台場怪奇学校」を知っていますか?廃校になった学校をテーマにしたお化け屋敷で、その怖さは全国でも屈指だと言われています。懐中電灯を片手に、暗闇を一歩一歩進むごとに訪れる恐怖。子どもから大人まで、誰もが絶叫すること間違いなし!今回は台場怪奇学校の見どころ・遊び方・恐怖のポイントを詳しく紹介します。

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背筋が凍る怖さ!台場怪奇学校とは?

「台場怪奇学校」は、2006年にデックス東京ビーチの「台場一丁目商店街」にオープンしたお化け屋敷。40年前に廃校になった小学校が舞台で、懐中電灯の灯りを頼りに、かつて教室だった場所を歩いて回る探索型アトラクションです。

台場一丁目商店街の一角にあるので狭く見えるのですが、中に入ると意外にも広く、すべてを体験するのに約10〜15分ほどかかります。

ストーリーは、40年以上前に起きたある事件をきっかけに、学校内でさまざまな事件・事故が立て続けに起こったことから始まります。

やがて校長は失踪し、小学校は廃墟になります。しかし今もなお、「そこで死んでいった子どもたちの霊を見た」という噂が絶えません。その呪われた学校は、いつしか“怪奇学校”と呼ばれるようになった…。

というのが大まかな物語のあらすじ。参加者は怪奇学校に肝試しに訪れた1   人となり、霊の魂を鎮めるミッションに挑戦します。

あまりの怖さで話題となり、雑誌やWEBなどのお化け屋敷ランキングでは常にランクインするほどの人気を誇っています。

小さな施設としては異例なほど取材を受け、お台場の新たなスポットとして有名になりました。過去に何度かリニューアルされており、その度に「怖すぎる!」と評判になっています。

現在開催されている『四つの呪い編』では、40年前に変死した4人の小学生「みっちゃん」「しんちゃん」「ときお」「めいこ」の霊を成仏させることがミッション。

首だけで飛び回る少女みっちゃんや、こっくりさんにとり憑かれためいこなど、それぞれ異なるストーリーを持つ霊がいるのも見どころです。

入口では4体の霊からひとつを選択します。選ぶ霊を変えれば、そのたびに違う恐怖体験を味わえるのがポイント。初めての方はもちろん、リピーターも楽しめるシステムなんです。

単に内部を見て回るだけでは外に出られず、霊を成仏させるというミッションを果たさなければならないのがプレッシャーになります。霊を成仏させるには、入口で渡される「ヒトガタ(お札)」を指定の場所にお供えしなければなりません。

台場怪奇学校を実際に体験してみた!

それでは、実際に台場怪奇学校に入ってみましょう。入口ではまず、同意書にサインする必要があります。

「返金不可であること」「指示に従わなければ退場させられること」「再入場は不可であること」などに同意できれば、サインをします。

なおグループの場合、同時に6名まで入場が可能。1人でも体験できますが、なるべく2人以上のほうが楽しめるのでおすすめだそうです。

次に、「ヒトガタを置く」というミッションの内容が詳しく説明されます。供養の手順としては、入口でヒトガタを受け取り、コース内ではたき火を見つけなければなりません。たき火を見つけたらヒトガタを置き、「成仏してください」と全員で叫びます。

こちらが実際のヒトガタ。これを無くすと外に出られなくなるので、どんなに怖くても手放さないようにしましょう。

学校内に入る前に、懐中電灯が渡されます。このとき、恐怖に自信がない人は「魔除けモード」を選択しましょう。特別な懐中電灯が渡され、お化けの出現率を三分の一に減らせるとのこと。準備ができたら、いよいよ中に入ります。

最初の部屋では、台場怪奇学校のストーリーが語られます。このビデオが本当に怖くて、期待感が高まります。なお、実際は写真ほど明るくなく、暗闇の中でビデオを見続ける必要があります。

ビデオのほのかな灯りに照らされる、学校の中の風景。徹底的にリアリティが追求されており、誰もが知る「学校」に潜む、得体の知れない恐怖をあらためて感じられます。

ビデオを見終わったあとは、隣の部屋に入ります。この部屋は理科室という設定で、置いてあるものがとにかく怖い!夜の理科室は誰もが恐怖を感じる空間ですが、薄気味悪さが現実のものとなって迫ってきます。

足がすくむのを抑えながら、気持ちを奮い立たせて先に進みます。後ろで音がして、ハッと振り返っても誰もいない。視界の端に気配がして、懐中電灯で照らしてみても誰もいない。まるで本物の幽霊に遭遇したときのように、正体がわからない怖さが繰り返し訪れます。

また、なぜか名前がバレており、お化けに耳元で名前を呼ばれたときは心底怖い思いをしました。ヒトガタを握りしめて、必死でたき火を見つけ、「成仏してください」と叫びます。なんとか出口を抜け出したときは、あまりの恐怖に放心状態!しかし、さんざん叫んだせいか、清々しさを感じました。

普段の生活とはまったく違う場所で恐怖を味わい、ひたすら叫ぶという体験。日常を忘れて思いっきりストレスを発散できること間違いなしです。

なお、大人でも本当に怖いので、小さなお子さんだと泣き出してしまうかもしれません。「魔除けモード」を選択したり、大人がしっかりと付き添ってあげたりするなど、あまりの怖さにトラウマにならないように注意しましょう。

台場怪奇学校はなぜこんなに怖いのか?プロデューサーに聞いてみた!

通常のお化け屋敷とは段違いに怖いと評判の台場怪奇学校。実はホラープランナーの「齊藤ゾンビ」氏が、長年かけて生み出した究極の恐怖演出方法が採用されているんです。

その演出方法とは、「SAITO∞REAL方式」と呼ばれるもの。

通常のお化け屋敷よりも格段に照明を暗くすることで、暗闇によるさらなる恐怖を演出。また、“ヒトガタをお供えして成仏させる”という「使命(ミッション)」が緊張感をもたらし、作り物ではない本物の音が恐怖を倍増させます。

さらに、参加者の歩き方・視線・会話の内容などをその都度判断し、驚かせ方に変化を持たせているとのこと。最適なタイミングで怖がらせる技術が採用されています。

「お化けを4人から選べるのも楽しいと思います。リピーターのなかには、自分のお気に入りのお化けがいる方も多いそうです。お化けの性格はそれぞれ違いますので、何度体験しても楽しめますよ」と、齊藤ゾンビさんは語ります。

「台場怪奇学校を楽しむポイントは、とにかく我慢せずに叫ぶことですね。怖いときは素直に叫べば気持ちがスッキリしますし、楽しい気分にもなります。台場怪奇学校はかなり怖いお化け屋敷だと思いますが、出てくるお客さんを見ると、みなさん笑顔なんですよ」とのこと。

この「SAITO∞REAL方式」が評判となり、台場怪奇学校は全国、そして海外にもオープンしています。

国内では「台場怪奇学校 名古屋分校」が愛知県の商業施設で営業中。海外では台湾に「東京の恐怖學園」という名前で2010年にオープン。夏季限定ではあったものの大反響を呼び、最大で7時間待ちを記録しました。また、中国・上海では「台場怪奇学校~上海分校~」が、2017年にオープンしています。

台場怪奇学校の入場料は一律で800円。子ども料金はありません。

なお、未就学児童・小学生のみのグループ・妊娠している女性、飲酒している方は入場できません。また、飲食物や大きな荷物の持ち込みはできないので注意しましょう。

短時間で最高の恐怖体験ができる台場怪奇学校。お台場を訪れたときは、ぜひ家族やカップルで挑戦してみてはいかがでしょうか。

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