パレットくもじ 徹底解説!穴場スポットやグルメ情報も!

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「パレットくもじ」は国際通りの入口の交差点の向かいにある複合商業施設です。沖縄県内唯一のデパート、「リウボウ」が入った10階建ての建物で、モノレールの県庁前駅に直結している便利な立地です。このパレットくもじ、実はあまり観光客に知られていないスポットのひとつです。今回は「沖縄らしさ」をテーマに、パレットくもじの魅力をお伝えします。

まずは下でフロアガイドを見てみると、なんだか気になるお店や施設がいっぱい。沖縄限定のコーヒーショップ「CLIMAX COFFEE(クライマックスコーヒー)」や「県内唯一のデパ地下グルメ」、そして琉球国王の王冠に出会える「那覇市歴史博物館」。屋上の「パレットスカイガーデン」など、買い物以外でも楽しめそうなスポットがありそうです。

「駅から5分の国宝」 那覇市歴史博物館

まずはパレットくもじの4階にある「那覇市歴史博物館」へ。この博物館のキャッチコピーは「駅から5分の国宝」。その由来は、モノレール「県庁前駅」から歩いておよそ5分だからだそうです。特別展示室や企画展示室、そして常設展示室の3カ所に分かれ、那覇をメインに歴史と文化を伝える施設です。

特別展示室でひと際目を引くのがこの王冠。重さは600グラムあり、普段は複製品が展示されています。年に2回ほど、期間限定で開催される『国宝「玉冠」特別公開』では、国宝に指定されている琉球国王が被っていた本物の王冠が展示されます。

国宝が見学できる「特別展示室」

沖縄がまだ日本ではなかった琉球王国時代へさかのぼり、琉球王朝の国王・尚家に受け継がれてきた国宝の美術工芸品を中心に、衣装などの調度品や資料を展示しています。

那覇の歴史や文化がテーマ「企画展示室」

企画展示室では、琉球王国時代から近代に至るまで、年に5〜6回ほどテーマを変えながら企画展を開催。那覇の歴史や文化をさまざまな視点から取り上げています。

今回訪れた際の企画展のテーマは『海洋博40周年記念 戦後の沖縄観光〜鎮魂からトロピカルアイランドへ〜』。昭和時代の写真やパンフレットなど観光資料を中心に、歴代のJALのポスターまで展示され、その時代のトレンドやデザインの推移まで見て取れるアートの世界観を含んだ興味深い内容でした。

那覇市ゆかりの美術品を楽しめる「常設展示室」

「王朝文化と那覇の歴史」をテーマに、那覇市にゆかりの深い美術工芸品などの資料を展示しています。

入館料は一般350円、大学生まではなんと無料!という太っ腹な「那覇市歴史博物館」。堅いイメージを持たれそうな施設名ですが、美術工芸品や資料以外にも模型や写真やポスターなどで那覇の歴史がわかりやすく展示され、時代の遍歴を楽しめる興味深い博物館です。

沖縄限定のコーヒーショップ「CLIMAX COFFEE」

博物館を見た後に休憩しようと立ち寄ったのが、沖縄限定のコーヒーショップ「CLIMAX COFFEE(クライマックスコーヒー)」。外のテラス席から都会的なオフィス街の景色を眺められます。この店は無料Wi-fiが利用できるため、パソコンを持ち込んで作業するビジネスマンの姿もあり、スタイリッシュな雰囲気です。

生クリームのボリュームが強烈な印象の「アイスカフェモカ(430円税込)」を一口飲むと、この生クリームの量にしてなぜか甘ったるくない!?実はかなり甘さを控えた生クリームを使っているとのことで、疲れた体の糖分補給にほどよい甘さです。

ただし、次に待ち構えていた「マウンテンフレッシュフルーツパンケーキ(1,280円税込)」がただ者ではなかったのです。 

名前にある「マウンテン」の通り、山のようにモリモリと盛られた生クリーム。夜空に輝く満天の星のごとく散りばめられた季節のフルーツと、食べ応えも満点。 

ひとり占めして食べるもよし、数人でシェアするもよし。自由な食べ方をしてほしいところですが、用意された3種類のシロップをかけるとさらにパンチが増します。これは相当な甘党の人でない限り、ひとりで食べ尽くすのには困難を極めることでしょう。

ならば、2人以上でチャレンジあるのみ!トライしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、私たちは2人がかりで完食できました。

約10種類のフレーバーがある自家製マフィンは、とてもビッグなアメリカンサイズ。海をモチーフにしたタンブラーなどのオリジナルグッズは、沖縄土産やギフトにもなり、ポップで可愛いデザインの紙袋に入れてくれます。沖縄限定のコーヒーショップならではの沖縄限定グッズです。

無料Wi-Fiが完備された「CLIMAX COFFEE」。旅先での急なパソコン作業の必要にかられてもここに来ればひと安心。一部の席では電源が利用できます。 

屋上は開放的なスカイガーデン!緑と空に囲まれて

エレベーターで9階まで上がり、そこから階段を登っていくと最上階の10階へ。大きな亜熱帯植物や花壇のハーブや花々に囲まれた「パレットスカイガーデンいこいの広場」は、都会のオアシス的な存在です。 

沖縄の暑さが涼しげに感じられそうなほどの緑に囲まれ、ゆったりした時間が過ごせる静かで快適な広場。さすがに真夏は暑いですが、晴れた日なら青い空と緑の木々のコントラストが爽快な休憩場所です。

夏場はイベント会場として、夕方から「オリオンパレットスカイビアガーデン」を開催しています。地元ブランドのオリオンビールを屋上のビアガーデンで飲む美味さは格別。ただしあっという間にビールがぬるくなるため、特に大ジョッキを頼むときはご注意ください。これは沖縄の真夏のビアガーデンなら仕方ないことですが、これぞ沖縄らしい醍醐味ともいえます。

緑が溢れた開放感ある「スカイガーデン」で、夜空を眺めながら飲むオリオンビール。飲む人の心を開放的にしてくれるのはアルコールの力だけではなさそうです。

敷地内のところどころに長いベンチが設置され、お昼どきになるとお弁当を食べるOLさんの姿や、のんびりと日向ぼっこしながら読書する人も。

1周ぐるりと広場を歩くと、沖縄の青い空に映えるハイビスカスが咲き、定番の赤以外にも白や黄色など、豊富なカラーバリエーション。運がよければ、極楽鳥花や蘭の花も見学できます。 

この施設内にあるデパート「リウボウ」のデパ地下でお弁当を購入し、ここで食べるのも良さそうです。ということで、最後に「沖縄のデパ地下グルメ」を紹介します!

沖縄らしいグルメを発見!沖縄のデパ地下グルメ

「空腹は最高のスパイス」ということで向かった先は、デパートリウボウの地下1階。そういえばさっき食べたパンケーキはもう消化しました!食欲の抑えが効かない危険な空腹状態のまま「沖縄のデパ地下グルメ」を探索してきました。

沖縄のデパ地下ならではの沖縄らしいデパ地下グルメを一挙にご紹介していきます。

まずは「DONQ(ドンク)」の沖縄限定パン「黒毛和牛カレーパン(216円税込)」。カレーの色が濃いのが特徴的で、何やらただ者ではない風格を漂わせています。

こちらは琉球料理の「花ぐすく」。愛嬌良く出迎えてくれるのが「沖縄のおばぁ」スタッフのクニちゃん(80歳)です。顔出し不可のため、残念ながら写真はありません。

ボリュームのある「煮付詰め合わせ(570円税込)」は、結び昆布・大根・厚揚げ豆腐・こんにゃくが入り、沖縄の法事や祝い事で出る定番料理です。家庭で大量に調理するのは時間と労力がかかるため、特にお盆の時などは地元の人からの注文が多いそうです。

その隣にある店「DELICATESSEN」で発見した「ちまぐーの煮付け(410円税込)」。ちまぐーとは、豚足の膝下のことで、てびち(豚足)とは部位が異なります。沖縄県民でも「ちまぐー」を知らない人は意外と多いので、とても貴重な煮付けです。そして沖縄らしいコロッケも発見しました。

鮮やかな紫の紅芋がびっしり詰まった「紅芋コロッケ」は、1個111円(税込)にて販売。食べ歩きにぴったりの惣菜です。店のすぐ近くには自由に利用できるイートインスペースがあります。

沖縄の方言でターンムと呼ばれる田芋を使った「田芋コロッケ」は1個111円(税込)。やや甘さが残る、粘り気のあるコロッケです。小腹が空いたちょっとした隙間時間に食べるのが良さそうです。

黄色いターメリックライスの上にローストチキンをトッピングした「チキンオーバーライス(870円税込)」は、自家製ピクルス付。特製のヨーグルトソースをかけて食べます。この店の名は「チキンハウス」。地元産ハーブ山原若鶏を使用した鳥の丸焼きは、グリルで回転させながら焼き上げます。

そして豪快にゴーヤが入った「ゴーヤのおにぎり(128円税込)」。ゴーヤ・にんじん・シーチキンが入り、薄切りのゴーヤは苦みがほとんどなく、ゴーヤが苦手な人でも食べられます。

ここまで「沖縄グルメ」をテーマに紹介してきましたが、最後に発見してしまった豪快なおにぎり。沖縄らしさはないですが、このシズル感とテカリ感に興奮冷めやらず、ぜひ紹介させてください。

349円(税込)のうなぎおにぎりです!これは贅沢。ちょっと特別な気分の時にいかがでしょうか。

デパ地下散策のラストは、休憩がてら立ち寄ってほしい「iRUDURi(イルドゥリ)」。産地直送の野菜や果物を使ったフレッシュジュースを販売し、「季節のグリーンスムージー」や「季節のフルーツスムージー」の他、ミックスジュースがあります。

沖縄の方言で「彩り」のことを「イルドゥリ」といい、きれいで色鮮やかなヘルシードリンクが満載。椅子テーブルが置かれ、イートインできます。

「沖縄ならではの沖縄らしいデパ地下グルメ」をテーマに紹介したデパートリウボウのデパ地下グルメ。営業時間は、朝10時から夜20時まで、国際通りや近くまで足を運んだ際に覗いてみてはいかがでしょうか。

■施設紹介

那覇市歴史博物館
開館時間:10:00〜19:00
休館日:木曜日

CLIMAX COFFEE (デパートリウボウ店) 
営業時間:10:00〜21:00  

地下1階の食品館・飲食フロア
営業時間:10:00〜22:00(一部の売場は21:00まで、「iRUDURi」は20:00閉店)

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