絶景の沖縄海カフェ「ピザ喫茶 花人逢(かじんほう)」に行ってきた

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沖縄随一の人気観光地「美ら海水族館」のある海洋博公園から車で約15分。本部町の高台にある人気の海カフェ「ピザ喫茶 花人逢(かじんほう)」。メニューはピザをメインに、サラダ、デザート、ソフトドリンクだけというシンプルさです。

那覇空港から沖縄自動車道を利用して、車でおよそ1時間30分。決して交通の便がいいとは言えませんが、平日でも地元の人や観光客で賑わう人気ぶりです。そして満席のときは、2時間以上待つこともあるのだとか。

今回は、実際に現地に行って、「ピザ喫茶 花人逢」の人気の秘密を探ってきました。

たどり着くまでが難関!迷う分岐点とカーブの細道

花人逢は高台にあり、四方の道からアクセスできます。美ら海水族館方面から、岸本食堂本店方面から、通称・そば街道の伊豆味街道方面からと、いく通りかの行き方があり、少しずつ近づいていくと高台へと上がるカーブ道が続きます。

車で走行中、窓越しに飛び込んできた本部町の町並みの景色。木々の合間から木漏れ日が差しています。

草の合間に見え隠れする看板。ひとつ目を発見したら、あとは看板通りに進んでいきます。しかし、1カ所だけ看板のない三叉路があり、そこが難関。数台の車がこの分岐点で迷った挙句、違う方向へと進んでいくのです。

その分岐点がこちら。目の前には、対向車が来てもすれ違うのが難しいほどの細い坂道。「本当にこの先に人気のカフェがあるのだろうか?」と疑問を持つのも当然な急勾配の坂道です。ここを進んで、あとは急カーブ道を切り返しながら看板通りに進んで行けば、たどり着きます。

開店の1時間前に到着!

広い駐車場に到着したのは開店1時間前。この日は平日、まだ来店客がいないのか駐車場はガラガラです。

開店準備中のスタッフさんに声をかけ、店の入口にある席予約の用紙に名前を書こうとすると、やはり一番乗り。記入したあとは、開店を待つ間に敷地内を見学できます。庭のあちこちにいる焼き物のシーサーをじっくりと見て回ったり、テラス席で休憩したりしてのんびり過ごします。

カフェの庭からは、東シナ海を展望する絶景を堪能できます。晴れてて良かった!

木造赤瓦の古民家、風情のある建物と縁側席

スタッフさん曰く「ピークタイムだと2時間待ち」とのこと。週末や観光オンシーズンはなおさら混雑が予想されます。この日は運が良かったのか、平日ということもあったのか、開店1時間前の10時到着で1番乗りの貸し切り状態でした。

古民家を利用した店の入口ではシーサーが出迎えてくれ、クバの葉のうちわや帽子を借りることができます。暑い中での待ち時間用にと用意されたサービスグッスです。
店内はクーラーがなく自然の風だけです。うちわを片手に涼みながら、昔ながらのレトロな雰囲気を味わいましょう。

これでもかとシーサーの焼き物が点在する敷地内。建物入口の向かいには、屋外のテラス席があり、ここでは開店前でも休憩できます。そうこうするうちに、開店時間の11時が近づくと大勢の来店客が押しかけ、あっという間に人口密度が高まりました。

開店と同時に店内は満席状態。風情のある店内は大漁旗が飾られ、屋根を支える太い支柱や手作り感のあるローテーブルがなんともいえない味をかもし出しています。テーブル上に置かれたクバの葉のうちわに書かれたメニュー表など、レトロなおしゃれ感が人気の要因のひとつでもあります。

海の景色を展望できる縁側席は、1番人気の席。但し、快晴時や西日が差す時間帯は暑すぎるので、天気や時間帯に合わせて席を選ぶのが賢明です。

待ちに待った花人逢のピザ!おいしくてたまらない!

食事のメニューは「ピザだけ」。ピザとドリンクを頼み、待つこと10分ほどで出てきた花人逢のピザがこちらです。1〜2名ならSサイズ(1,200円)、3〜4名ならばMサイズ(2,300円)と2種類のサイズがあり、テイクアウトも可能です。

自家製のピザ生地の上には、ベースとなるピザソースや熱々のチーズがたっぷり。そこにポチギ(沖縄のソーセージ)、玉ねぎ、ピーマン、コーンを乗せた素朴なピザです。この店では、沖縄本島北部にある「大国林道の湧き水」を使用しているとのことです。

食べてみると、チーズの下から大量のベーコンが現れるというサプライズ。そしてガーリックの香りと風味が口の中いっぱいに広がります。シンプルながらもついつい手が伸びる、やみつきになる味。食べる前には完食できるか心配だったMサイズのピザでしたが、3名でペロリと平らげられました。


可愛いドリンクも大人気!

ピザだけでなく、ここはドリンクも人気です。その理由のひとつに見た目の可愛さがあります。琉球ガラスのコップや沖縄の焼き物のカップなどが使われ、アイスコーヒーに至っては花まで添えられています。絵になるドリンクに思わずほっこり。

そして、大きなグラスに入った「アセロラジュース」の目が覚めるような鮮やかな赤にも注目です。この店の所在地である本部町の特産物「アセロラ」を使ったジュースで、キュッと酸味が効いた濃厚なアセロラにほのかな甘みが残るなんとも贅沢な味わい。これはぜひチャレンジしてほしいドリンクです。

スタッフさんに伺うと、本部町の畑で取れたアセロラで製造した「アセローラフレッシュ」という商品を使ったアセロラジュースとのこと。なんとスタッフさんのお母さんがアセロラの栽培や販売をしているのだそうです。

このアセロラジュースは本部町にある「株式会社アセローラフレッシュ」で購入できるので、気になる人は直接お店に行ってみるのもおすすめです。

来店客に食べた感想を聞いてみた!

「顔出しはちょっと…」とのお客様のご希望により、敷地内にいるシーサーの写真にてお届けします。

お盆休みを利用して、静岡から沖縄観光に訪れた4人家族(父、母、幼児2名)

「美ら海水族館に行く前に、お昼ごはんの場所を探していて食べログで検索したんです。この近辺ではランキング1位だったので、ならば行ってみようか!と来てみました。」とご主人。

食べた感想を聞いてみると、「期待以上においしくて景色が最高。子どもはまだ小さいから景色に興味ないみたいですけど、ずーっとおいしいおいしいって食べ続けてます(笑)」と満足なご様子。

小さな子ども食べられるので、家族で来ても安心です。辛いのが好きな人はスパイシーなハバネロペッパーソースをお好みでたっぷりとかけられます。

全員沖縄出身で沖縄本島南部から訪れた30代前半の賑やかな女性8人グループ

「花人逢は、沖縄でとても有名なお店だから、南部から約1時間半かけて来ました。美味しいと「噂のピザ」を食べに(笑)。ピザとアセロラジュースのセットがハマりますね。遠くまで来たかいがありました!」と大人数で賑やかに語ってくれました。

パノラマに広がる海の景色と美味しいピザは、観光客だけでなく地元の人たちからも支持を集めているようです。

待ち時間が2時間以上でも、ピザを素早くゲットする方法

人気のピザを15分でゲットできる方法を伝授します。それは、店内のイートインを諦めて「テイクアウトする!」です。持ち帰りだと焼き時間を待つだけなので、約15分でピザをゲットできるとのことです。順番待ちの用紙に名前を記入する前に、スタッフにひと言「テイクアウトしたいんですが」と確認してみてください。ピザだけでなく、ドリンクもテイクアウト可能です。

待ち時間には屋外の屋根付き待合所で休憩できます。休憩所にはオセロが置いてあります。子どもたちが待ち時間に退屈しないようにと工夫を凝らした心遣いを感じるサービスです。

今回は3人で来ましたが、3人とも大満足でした!ここ本部町までわざわざ足を運び、順番待ちしてまで食べる理由。それはレトロな空気感の中、花人逢でしか味わえないグルメと絶景と素朴さなのでしょう。遠出してまで行く価値のある、素敵なお店です。

■店舗詳細
名称:ピザ喫茶 花人逢
住所:沖縄県国頭郡本部町山里1153-2
営業時間:11:30〜19:00
定休日:火曜日、水曜日

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