滝行の歴史とは?

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滝行とは、滝の中で行う修行のことです。滝の激しい水の流れの中では雑念がなくなり、精神統一しやすいと言われています。最近では、この修行を体験することができるところが全国にいくつかあり、注目を集めています。この滝行は、古くから行われているものであり、長い歴史があります。その歴史とは一体どのようなものなのか、ここで簡単にご紹介しましょう。

滝行のはじまりとは?

滝行の始まりには説がいくつかありますが、修行を行う人たちが、霊山に入る前に身を清めるため滝に打たれたことが始まりだったと言われています。当時の彼らが求めていたものは、悟りや救いといったものではなく、祈祷能力だったと言われています。修行は、その年の収穫や雨乞い、安産などを祈祷する力をつけることが目的だったと考えられているのです。

滝行に求めるものが変化した時期

現在のように、滝行に精神面の強化の意味を求めるようになったのは、日本密教の祖と言われている真言宗、空海との出会いが大きなきっかけとなったと言われています。これをきっかけとして、これまでの祈祷を目的とする修行から心を修めるための修行へと転換していったのです。それだけ、空海は日本人の精神へ大きな影響を及ぼした人物だったのです。

現在の滝行の意味とは?

このように、滝行には深い歴史があります。最近では、精神面の強化の他にもさまざまな効果があると言われています。例えば、身体を冷やしながら行う水圧によるマッサージ効果や、自然と一体化する体験ができるなどが挙げられます。皆さんもこれを機会に、一度体験してみてはいかがでしょうか。心に大きな変化をもたらしてくれるかもしれません。

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