滝行の作法について

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古来より禊と言って身を清める為に行われてきた滝行は、自然と一体になることで自分自身を見つめ直し、疲れやストレスが癒されると言われています。心身ともに強くなり自分に自信を持ちたい、ストレスを発散させリフレッシュしたいなど、現代社会を生き抜く人々の中で滝行を行ってみようという人も少なくありません。その作法は宗派によって様々ではありますが、多く見られる作法を紹介します。

行衣に着替え身を清める

どんな宗派でも共通していることが、白装束などの行衣に着替えることです。普段着では行わず、装飾品なども全て外して行います。滝に打たれること自体が身を清めることになりますが、神聖な場である為に打たれる前に塩や酒などで全身を清める場合があります。その後、挨拶をし滝に向かって九字を切ります。これは、悪いものを払い結界を張るという意味があるのです。また、作法によってお経や祝詞を唱える場合もあります。

気合を入れて滝に入る

滝に入る前には必ず気合を入れます。滝の水はとても冷たく勢いもあります。これに怯まない様、声を出して気合を入れることで滝に立ち向かう力が湧くのです。滝行を行う際は、最初から最後まで気を抜いてはいけません。気合を入れたら印を結び滝の中へ入りましょう。滝の中へ入ると水しぶきで視界は悪く水の冷たさや衝撃で息苦しくなりますが、それを堪えると徐々に苦しさがなくなって水に打たれる感覚だけが残ります。

滝から出る時も礼を忘れない

滝から出る時も、必ず滝に向かって挨拶をします。宗派によっては二拍一礼などの礼をします。滝に対しての礼は欠かしてはならないものなのです。激しい滝の中では雑念が湧く余裕もないので、精神統一がしやすく心身共にリフレッシュします。また、やる気と集中力が身に付くとも言われています。作法を守り正しく滝行を行うことで、自分自身を見つめ直しより明るく快適な生活を手に入れましょう。

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