湘南T-SITEで新しい本とライフスタイルに出会う。編集部員現地体験レポート

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2015年12月にオープン1周年を迎えた湘南T-SITE。湘南地域にできた新しいランドマークは、地域の人に愛され、生活の一部になりつつあります。実際に湘南T-SITEにasoview!NEWS編集部が取材に行ってきましたので、その魅力をレポートします。

駅からはバスで

湘南T-SITEは東海道線の藤沢駅と辻堂駅のちょうど中間にあります。今回は藤沢駅を利用しました。

駅を降りたら北口のバスのりば、2番に向かいます。

「藤04」または「藤06」のバスに乗り、7~8分ほど。「藤沢SST前」で下車します。

下車すると向かい側がもう湘南T-SITE。空が広く、気持ち良い風が吹いています。

本を軸としてライフスタイルを提案する、湘南T-SITE

湘南T-SITEは本屋であり、本屋でありません。本を販売していて、本を揃えてはいますが、「新刊」や「コミック」のような通常の本屋が扱っているものはありません。テーマに沿って本の品揃えがされていて、テーマは大きく分けて7つ。料理、暮らし、子ども、デザイン、スポーツ、文学、旅行です。

1~3号館に分かれ、それぞれがテーマをもっています。テーマに沿って本だけにとらわれず、必要があれば雑貨も一緒に販売。本を入り口に、ライフスタイルを発見してほしいという思いが店舗づくりのコンセプトです。

蔦屋書店を中心として、約30店舗のテナントが入居しています。このテナントもT-SITEが伝えたい世界観に沿って選ばれています。1号館から3号館まで、順番に紹介します。

「趣味&ライフスタイル、テクノロジー」1号館

バス通りから来ると正面にある1号館。1階は旅行・デザイン・ビジネス・人文をテーマとした書籍と、関連した雑貨が並びます。

例えば旅行コーナーの「愛媛」に関する特集コーナーでは、地元で出ている雑誌や愛媛をテーマにした本を中心に、その本に出てくる雑貨などを一緒に並べ、さまざまな方向から提案します。肌触りのよい愛媛の特産品、今治タオルもたくさん並んでいました。(愛媛フェアは11月27日で終了しました)

スターバックスもあり、コーヒーのいい香りが漂っています。本を読みながらゆったりと過ごせますが、持ち込む本は購入前の商品でもOKです。スタバのソファは気持ちよくて、ずっと座っていたくなってしまいそうです。

1階には他にもカメラのキタムラなどがあり、中古カメラの販売や写真のプリントサービスを行っています。

居心地最高、湘南ラウンジ

2階にあがると「湘南ラウンジ」があります。ここは自由に館内の本を持ってきて、思いおもいに過ごしていい場所。昔の雑誌のバックナンバーなどを自由に閲覧することもできます。

体を包み込むようなソファや、姿勢良く座れるデスクなどさまざまな椅子、机があります。ここには下の階からスタバの飲み物やペストリーを持ち込んでもよし、ラウンジそばの冷蔵庫から買ってもよし。アルコールも販売しているので、ちょっと一杯飲みながら…というスタイルでも大丈夫です。

apple製品も蔦屋書店らしいセレクト

蔦屋書店はappleの正規代理店になっています。最新のiPhone6sはもちろんのこと、デスクトップのiMacなども販売しています。

ここでも「ライフスタイルを提案する」という湘南T-SITEらしく、快適にapple製品を使うためのガジェットなどを数多く取り扱っています。納得できるケースが見つかるかもしれません。

2階からは富士山がくっきりと見えました。写真ではかなり小さくなってしまっていますが…。

また、12月公開のSTAR WARSの特集も行っていました。公開が待ち遠しいです!

「本屋が提案するスローフードとスローライフ」2号館

湘南T-SITEのコンセプト「脱東京」、そして「贅沢な空間の提供」をもっとも体現しているのが、この2号館です。湘南という土地ならではのライフスタイル、そして生活に密接に関わる「食」についての提案を行います。

「本が教えてくれた本当によい食材」というテーマでコーナーが展開されていました。なかなか見たことのないレアな調味料なども並んでいます。

湘南T-SITEでは、品揃えを決めるのは「コンシェルジュ」と呼ばれるスタッフたち。湘南T-SITEをオープンするにあたって、本屋で働いているかどうかは関係なく、専門分野を極めている人を採用したとのことです。「本屋で働きたい」というよりは、「その分野の面白さを伝えたい」という思いでここに来たスタッフが多いんだとか。

専門家ならではの品揃えが、湘南T-SITEの世界観を作り出しています。

本のほか、スローライフ・スローフードに関連したテナントも入っています。料理の本のそばには料理道具店「釜浅商店」や米・麹・発行の専門店「千年こうじや」。表参道の人気ベーカリー&カフェ「パンとエスプレッソと」なども人気を集めています。

2階にはレストランも入居しています。「LIFE Sea」は体にやさしいイタリアン。内装もおしゃれです。

「親と子のコミュニケーション」3号館

1、2号館とは道路を挟んだ場所にある3号館。ここは「FAMILY/Fujisawa SST SQUARE」という名前がついています。児童書や自然科学を中心とした書籍の販売のほか、名前の一部に「SQUARE」と入っているショップは、街のコミュニティ形成のためのサービスを行っています。

湘南T-SITEのある「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」は、もともとパナソニックの工場だった場所です。工場が撤退し、東京ドーム4個半分の敷地に街をつくることになり、2014年の11月27日に街開きが行われました。湘南T-SITEは、この街の中で、人が集まる場所という役割も担っています。

児童書を置いているコーナーは、子供も楽しめるつくりになっています。本と同じフロアに、「あそびと教育」を提案するボーネルンドのコーナーもあります。

プレゼントにも合いそうなおもちゃがぎっしりと並んでいます。

料理教室の概念を変える「湘南料理塾」

ユニークな取り組みは本の陳列方法だけではありません。3号館に入っている「湘南料理塾」は一風変わった料理教室です。

スローフードをテーマに、「粗食のすすめ」など、およそ料理教室という名前からは想像がつかないメニューを学びます。年配の方や男性などの参加も多いそうです。基本は初心者向けですが、1年間ずっと「ご飯の炊き方」というテーマで講座を行ったりなど、型破りで面白いレッスンをこれからも行っていくとのことです。

3号館の外には子供が遊べる遊具も。写真ではわかりませんが、地面がふかふかしていて怪我しにくくなっています。

車好き、バイク好き必見「CAR LIFE LAB.」

駐車場を挟んだ西側には、車を中心としたライフスタイルを提案する「CAR LIFE LAB.」があります。

クラシックカーの展示を中心に、車やバイクに関する本・雑貨が並びます。専門誌のバックナンバーもあり、自由に閲覧できます。

ほぼ毎日イベント開催中!

湘南T-SITEでは、ほぼ毎日イベントを開催しています。トークイベントやワークショップなど、内容は多岐にわたります。スケジュールや申込方法が公開されていますので、ホームページでチェックしてみましょう。今後は月100本の開催を目指しているとのことで、引き続き注目です。

実際に訪れてみて、老若男女さまざまな人に愛されているスポットだと感じました。湘南の地ならではの品揃え、空気感はやはりここに来ないと得られないもの。週末は地元の人たちだけでなく、東京や横浜などから訪れる人もいるそうです。

次の週末は新しい本やライフスタイルと出会いに、湘南T-SITEに出かけてみませんか。

■施設情報
名称:湘南T-SITE
住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6-20-1
営業時間:店舗により異なる(蔦屋書店は8:00~23:00)
公式サイト:http://real.tsite.jp/shonan/

取材・文 藤井みさ

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