等々力渓谷 魅力を徹底取材!都会のパワースポットを地元民が解説

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世田谷区等々力にある「等々力渓谷」は、東京都の名勝に指定されている、東京23区内唯一の渓谷です。住宅街の中にありながら自然があふれる等々力渓谷は「都会のオアシス」とも呼ばれ、短時間で小旅行気分が味わえるパワースポットでもあります。asoview!NEWS編集部員が、地元民ならではの情報も交えながら等々力渓谷の魅力をレポートします!

等々力駅徒歩2分で別世界の入り口へ

等々力渓谷は、東急大井町線の等々力駅が最寄り駅です。駅は小さいですが一応南口と北口があります。

南口から出て、線路と交差する通りを少し南に向けて歩くと成城石井と大きなけやきの木が見えてきます。地面にも案内があるので迷うことはありません。

けやきの角を右に曲がります。この角には「翠家(みどりや)」というお豆腐屋さんがあります。翠家の豆腐は近所のスーパーなどでも販売され、高級料亭などにも卸されています。お豆腐のほか、がんもどきやおからクッキーなども販売しているので、ちょっとしたお土産にもおすすめです。

道の向かって右側に入り口があります。

階段を降りて行くと、そこはもう別世界です。

鳥のさえずりに包まれ、まるで森のなかにいるよう

穏やかに流れる谷沢川沿いに渓谷が続きます。まず目に入るのは真っ赤な橋。今降りてきたばかりの道です。

この橋は「ゴルフ橋」といいます。昭和初期にこの辺りにゴルフ場があり、そこに行くための道だったことからこの名前がついたそうです。

等々力渓谷の全長は約1km。気軽に散策できる距離です。地図を見ると、本当にここだけ緑が広がっているのがわかります。

基本的に川の片側にしか道がありません。鳥の声を聞いたり、川の流れを見ながらのんびりと歩いて行きましょう。遊歩道は整備されていますが、でこぼこしています。また、湧き水が染み出てきて地面が濡れていることもしばしば。高い、細いヒールや汚したくない靴などは避けたほうが無難です。

少し歩いて振り返ってみます。赤い橋がフォトジェニックです。ついついいろんな場所で写真を撮りたくなってしまいます。

この日は平日の朝。ときおりこの道を通勤に使っている地元民が通りますが、少し待っていると無人になります。一体どこに迷い込んでしまったんだろう…という気分にもなってきます。

渓谷そばのレストランでランチやお茶もおすすめ

少し歩くと今度は緑の橋が見えてきます。これは環状8号線(通称・環八)です。1日中交通量の多い環八ですが、不思議と渓谷にはそこまで音が漏れてきません。川の音などと一体になっている感じがします。

橋の向こう側、土手の上に白い建物が見えてきました。

これはイタリアンレストランの「OTTO」。環八沿いに建つレストランですが、等々力渓谷側からも土手を登って入ることができます。

OTTOのメニューはどれもオーソドックスで、万人が食べやすい味つけのイタリア料理です。散策ついでのランチやお茶などにおすすめです。

さらに奥へと探検

少し進むと、今度は「等々力渓谷横穴古墳」の文字が見えてきました。

橋を渡るとちょっとした公園的な広場になっていて、トイレもあります。

ここにある「3号横穴古墳」は、古墳時代末期から奈良時代の横穴式古墳といわれています。

広場から戻って歩くと、道が分岐しているところにぶつかります。

左側はかなり狭くなっているので右側へと向かうと、「稚児大師」が祀ってある建物にたどり着きました。

手水の入れ物はもしかして何かの動物?ユニークな形です。

川沿いの道と合流するところには橋があります。渓谷はもう少し下流まで続きますが、ここで橋を渡ってみます。

急階段をのぼり、等々力不動へ

橋を渡ったところには滝があります。これは「不動の滝」。なんと、タイミングが合えば滝行をしている人を見ることもできます。

滝の脇には古いお堂があります。お参りをする人が絶えません。

滝の向かい側にはお茶屋さんがあります。この時は朝9時なのでまだ開いていませんでしたが、くずもちやお茶をいただけます。

この急な階段を登って…

等々力不動に到着。

本堂の脇は散策路になっています。紅葉の時期には木々がいっせいに色づき、素晴らしい光景を見せてくれます。

ちょうどイチョウが色づいていて、境内が真っ黄色に染まっていました。

外に出ると目黒通り沿い。すぐそばが環八との交差点です。

普段の世界に戻ってきた感じがします。等々力不動から徒歩8分ほどで、フランス菓子の草分け的存在ともいえる洋菓子店「オーボンヴュータン」にもいけるので、散策と合わせて立ち寄ってみるのもおすすめです。ここはいつも人気で、店内には人があふれています。

オーボンヴュータンの最寄り駅は、東急大井町線尾山台駅です。尾山台駅からは電車で自由が丘まで3分、二子玉川まで6分です。

時間にして1時間弱の散策ですが、心が洗われた気分になれました。遠出はできないけど自然を感じたい、という時にぴったりのスポット、等々力渓谷。次の休みはのんびりとお散歩を楽しんでみませんか。

■スポット詳細
名称:等々力渓谷
住所:東京都世田谷区等々力1-22、2-37~38
アクセス:東急大井町線等々力駅から徒歩2分

撮影・文 藤井みさ

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