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すみだ水族館取材レポート!ペンギンやチンアナゴに出会える癒やしの空間を満喫

WRITER:asoview!編集部
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「すみだ水族館」は、東京スカイツリータウンの5・6階にあります。ペンギンやチンアナゴ、クラゲなどの人気のいきものをじっくりと観察できたり、癒やしの空間でのんびりと過ごせたりと、居心地抜群。asoview!編集部がすみだ水族館の魅力を取材を元にご紹介します。

 

「癒やし」の水族館

すみだ水族館は東京スカイツリーの5・6階にある、完全屋内型の水族館です。館内に入るとまず気づくのは、ふわっとただようアロマの香り。水族館特有の磯っぽかったり、魚臭い匂いは一切ありません。

 

これはすみだ水族館が、「癒やし」をテーマにしているから。いたるところに椅子が設置され、くつろげる雰囲気を重視したつくりになっています。会社帰りや空いた時間に、気軽に何度でも来てほしい、という思いも込められています。

 

美しい水槽を維持するために、水槽は毎日丁寧にお掃除されているのだそう。スタッフの方の思いが感じられます!

上からも下からも楽しめる!開放的なペンギンプール

すみだ水族館といったらペンギン!というぐらい特徴的なペンギンプール。プールは5階部分にあるのですが、上が開いていて6階部分からもペンギンを見られるようになっています。

真上からペンギンを見たり…

ペンギンと同じ目線で楽しんだり…

下から泳いでいる様子を観察したり!

好きな場所からペンギンの姿を堪能できます。ちなみにペンギンたち、それぞれお気に入りの場所があったりするのだそう。おっとりしている子、アグレッシブな子など、性格も違います。まるで人間社会のような雰囲気です。

ゲリラ開催!ペンギンのごはんタイム!

すみだ水族館のペンギンのごはんタイムは公表されていません。日によって変わるとのことですが、13時から16時の間には開催されているようです。飼育員さんがペンギンについての豆知識を解説しながらごはんをあげていきます。

ペンギンたちにはみんな名前があり、飼育員さんは表情や仕草ですべてのペンギンを見分けることができるのだとか。名前を呼びながらごはんをあげていきます。「ピーチ、ヒマワリ、バジル、ゆず、マカロン、チョコ、つくし、カクテル、ローズ…」次々とむらがるペンギンに対して、高速でごはんをあげる様子はまさに神業。お腹をすかせたペンギンたちが、弾丸のような勢いで向かってきます。飼育員さんはしっかり全羽がごはんを食べたか確認しています。

飼育員さんとペンギンの絆も垣間見える、迫力のごはんタイム。1日数回開催で、たまたま出会えたらラッキーです!観覧は上からがおすすめです。

すみだ水族館生まれの赤ちゃんペンギンを探そう

すみだ水族館には、現在49羽のペンギンが暮らしています。(※2017年2月現在)カップルも何組もいて、毎年ペンギンの赤ちゃんが生まれています。だいたい1月~3月が繁殖期で、5月ごろに卵が孵って赤ちゃんが生まれるとのこと。取材時は去年生まれたばかりのペンギン「ふうりん」を探してみました。

いた!

奥にいるペンギンが「ふうりん」です。大きさは大人と一緒ですが、脇に入っている模様が隣のペンギンと比べるとないのがわかるでしょうか?これはまだ子どもの羽の証拠なのだそうです。この羽がぬけると大人と同じ姿になります。

世界で飼育されているペンギンの25%以上は日本にいると言われているほど、日本はペンギン大国です。そんなペンギンを漢字で書くと「人鳥=人のような鳥」。多くのペンギンが人間のように、生涯パートナーを変えず、協力して育児をすると言われています。離婚率はなんと3%程度。人間よりも圧倒的に低いですね!

ペンギンの名前の秘密

すみだ水族館のペンギンには全て名前がついていますが、名前にはある法則があります。

東京をイメージした名前…ふうりん、まつり、たいこなど
お菓子系の名前…マカロン、ポテチ、チョコなど
植物系の名前…わらび、タンポポなど
果物系の名前…イチゴ、パイン、ミカン、スイカなど
お酒系の名前…サワー、カクテル、ワインなど

なかなかユニークな名前ばかり!実はこの名前、出身地などによって系統が分かれているのだそうです。すみだ水族館生まれのペンギンたちは、東京系の名前です。赤ちゃんペンギンが生まれると名前の募集があり、みんなの投票で名前が決まります。

館内を歩いている飼育員さんが、ペンギンについて教えてくれることもありますよ。いろんなことを聞いてみましょう!

愛嬌たっぷり、チンアナゴ

水槽のあちらこちらからひょこひょこ

ペンギンと並んで人気者なのが、6階の展示スペースにいるチンアナゴ。実はこの水槽内には、3種類のチンアナゴの仲間がいます。

こちらの白っぽくてドットがあるのが、チンアナゴ。

オレンジと白のしましまは「ニシキアナゴ」です。もう1種類、ちょっと茶色っぽくて大きめの「ホワイトスポッテッドガーデンイール」もいます。一緒に暮らしている貝は「マガキガイ」。砂をきれいにしてくれるお掃除屋さんです。

チンアナゴはすみだ水族館開館当時、スカイツリーの高さに合わせて634匹いたとのこと。スタッフの方と話をしながら水槽を見ていたら、なんと尻尾を出しているチンアナゴを発見しました。これは珍しい!スタッフの方も思わず写真を撮っていました。

じっと見ていると、水槽のあちこちでケンカが起こっていることに気づきます。怒っているのか怖い顔!このあとつつきあいが始まりました。なんだか人間社会のようで見ていて飽きません。

ごはんタイムには飛び出すチンアナゴを見られるかも?

普段は砂の中に隠れるようにしているチンアナゴですが、ごはんの時だけは別。ごはんの時間になると、チンアナゴたちは口をぱくぱくさせて、普段より身体を砂から伸ばしていきます。たまに勢いあまって、砂の中から全部出てきてしまうものもいるとか。ごはんタイムの時間はペンギン同様公開されていませんが、こちらも出会えたら必見です!

すみだ水族館生まれのクラゲたち

6階のクラゲゾーンに隣接している「アクアラボ」。「ラボ」の名の通り研究室のような雰囲気です。

ここでは実際にクラゲが飼育されています。水槽は生まれたての本当に小さなクラゲ、生まれて3~4日のもの、7~8日のものなどに分かれています。小さいけど見えるでしょうか?このクラゲたち、少し大きくなったら飼育員さんがスポイトを使って移し替えているのだそうです。

ここでは単に展示しているだけではなく、実際にクラゲを飼育し、大きくなったら大きな水槽に移動させているのだそうです。丸いフォルムがかわいいミズクラゲは、すべてすみだ水族館生まれ、すみだ水族館育ちです。

「アクアラボ」は開放的な空間で、気になったことがあれば飼育員さんに質問ができるようにもなっています。

クラゲの生態やごはんのことについてなど、なんでも聞いてみましょう!

期間限定「蜷川実花×クラゲ」

期間限定で写真家・映画監督の蜷川実花氏と、すみだ水族館がコラボレーション!水槽の壁に蜷川実花氏の写真や映像作品が投影され、クラゲと合わせて幻想的な世界を作り出しています。

映像はどんどん変わり、クラゲの動きと合わせて2度と同じ様子になることはありません。

クラゲのU字型水槽も、1つ1つ違う写真で彩られています。ずっと見ていたくなる美しさです!

クラゲ万華鏡トンネルも必見

5階と6階をつなぐ「クラゲ万華鏡トンネル」。壁と天井の3面が約5,000枚の鏡で囲まれた、全長約50メートルのスロープです。取材時はこちらも「蜷川実花×クラゲ」バージョンになっていました!

壁に映像が投影されると全体の雰囲気が変わり、まさに万華鏡の中にいるような雰囲気に。

壁には8個の水槽が埋め込まれています。水槽の前には椅子があり、ふわふわと漂うクラゲたちをぼんやりと眺めながら過ごす…という贅沢な時間の使い方ができます。

スロープ出口にはちょうど自分の影が影絵のように映るポイントも。ここで写真を撮って、SNSにアップする人も多いそうです!

「蜷川実花×クラゲ」は2017年3月14日(火)までの開催です。

他にもある!すみだ水族館の注目ポイント

コンパクトにまとまっているすみだ水族館。他にも見どころがぎっしりと詰まっています。今まで紹介していなかったエリアをここで一挙紹介します!

自然水系

すみだ水族館の入り口を入って、一番最初に現れるゾーンです。水族館のイメージをくつがえす明るい雰囲気が特徴的です。ここでは、水草を中心に生き物たちの生態系を垣間見れます。

通常は水槽の中に酸素を入れていますが、ここでは二酸化炭素を入れているのだそう。水草が光合成を行い酸素を作り出すという、自然を再現した環境がつくられています。

水槽の中にいるのは、ちいさな魚たち。

よく見ると小さなエビなどもたくさんいます!こちらの水槽は、毎日専門の外部スタッフさんが深夜に掃除しているのだそうです。

アクアギャラリー

クラゲゾーンの奥にあるアクアギャラリー。「ギャラリー」の名の通り、魚たちが美しく展示されている回廊です。一つひとつの水槽に違う魚が展示され、じっくりと見ていたくなります。

サンゴ礁

サンゴの集まりであるサンゴ礁は「海のゆりかご」と呼ばれています。魚たちの隠れ家や産卵場所である「サンゴ礁」で暮らす魚たちを観察できます。

スクエア型の水槽は360度全方向から鑑賞できるようになっており、見る面や角度によって、いきものたちの全く異なる表情を楽しめます。

すみだ水族館では、飼育が難しいとされているサンゴを沖縄の海から移植し、人工海水で飼育して最終的に沖縄の海に返すという環境再生プロジェクトも行っています。

東京大水槽

小笠原諸島の海をテーマとした、彩り鮮やかな魚が群れを成して泳ぐ大水槽です。世界自然遺産である小笠原諸島の海の世界が再現されています。アカハタやシロワニ、オジサンなど、ちょっとユニークな名前の魚たちも暮らしています。

ごはんタイムにはエサをねだるエイの姿も見られます。飼育員さんととっても仲良しのように見えますね!

オットセイトンネル

オットセイたちの暮らすプールを下から覗くことができるトンネルです。ここで暮らしているのは、南米大陸に生息するミナミアメリカオットセイです。きらきらと輝く水の中を優雅に泳いでいるオットセイの姿を、間近で見ることができるエリアです。

ごはんタイムではもっと近くに

オットセイのごはんタイムでは、水槽の上から間近にオットセイを見られます。

すみだ水族館に暮らしているオットセイは全部で4頭。飼育員さんと触れ合っているオットセイは愛嬌たっぷりです。

江戸リウム

墨田区にゆかりがある江戸の浮世絵師、葛飾北斎の絵と金魚のコラボレーションを楽しめる「江戸リウム」。一口に金魚といっても、様々な種類や大きさのものがいます。北斎の絵と一緒に金魚を眺めていると、なんだか絵の中に入ったみたいな気分にもなってきます。

人間の手より大きい金魚もいました!

金魚のちょうちんの下の水槽には、お祭りの金魚すくいなどでもおなじみの「和金」たちがゾロゾロ。

金魚の表情もしっかり見えますよ。なんだかかわいいです。

屋台風になっている展示もあります。1匹連れて帰りたくなってしまいそう?

ペンギンカフェで一休み

ペンギンの大水槽の横にある「ペンギンカフェ」では、すみだ水族館オリジナルのメニューを楽しめます。

ペンギンカフェで一番人気なのが、「ブルーナイトカクテル(右)」と「ペンギンパフェ(左)」。ブルーナイトカクテルの中には、光る氷が入っています。柑橘系でさっぱりした、誰でも飲みやすい味わいです。アルコール入りは650円、ノンアルコールは600円。ペンギンパフェはすみだ水族館のペンギンプールをイメージしたオリジナルスイーツです。柔らかい青のゼリーと、濃厚なソフトクリームがマッチして美味しい!ソフトクリームは塩バニラ味で、くせになる甘さです。

他にもペンギンフロートやペンギンモナカなど、ペンギンをイメージしたメニューがたくさん。イベントに合わせた期間限定のものもあるので、定期的にチェックしたくなりますね!

ワークショップもチェックしよう

ペンギンカフェの隣には、ワークショップを開催できる「アクアアカデミー」もあります。小さな子どもでも参加できるプログラムもあるので、随時チェックしてみましょう。

水族館オリジナルのお土産をゲット!

 

水族館の出口に直結しているお土産ショップ。ここではすみだ水族館オリジナルの商品も多数販売しています。

一番人気は「水族館和スイーツ」。くらげ、カメ、オットセイなど水族館の人気者たちが和菓子になっています。和菓子だから高いのでは?と思いきや、1つ210円というお手頃価格!これは手軽にお土産にできそうです。あげたら喜ばれること間違いなしのアイテムです。

こちらのマゼランペンギンのぬいぐるみは、すみだ水族館オリジナル。飼育員の方が監修しているのだそうです!

「ペンギンといったら泳いでるでしょ」というこだわりのもと、泳いでいるバージョンのぬいぐるみもあります。かわいいです

人気者・チンアナゴのグッズの中でも注目したいのがこの抱きまくら。カーブの部分がちょうど肩にひっかかるようになっています。

こちらのペンギンガムも人気。1つ180円と手頃な価格です。

ペンギンガムが人気すぎて、「ペンギンガムボールペン」「ペンギンガムシャープペン」といった派生商品も登場。好きな色を選びましょう。

館内に焚かれているオリジナルのアロマも販売中。気に入った香りを家に持ち帰るのもいいですね。

すみだ水族館の料金

すみだ水族館の入館料は大人2,050円、高校生1,500円、中・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円です。

超お得!年パスをゲットしよう

通常大人の入館料は2,050円ですが、365日入り放題の年間パスポートは4,100円で販売されています。つまり、2回行けば元が取れてしまうのです。すみだ水族館の近くに住んでいる人や、近くに勤めている人は絶対に年間パスポートの方がお得です!

さらに年間パスポートを提示すると、ソフトドリンクが100円で購入できたり、ソラマチの各店舗で割引や特典を受けられたりと、お得がいっぱいです。(※ソラマチでの特典は当日券の提示でも可能です)

ちなみに当日券で入館した場合も、インフォメーションカウンターで差額を支払えば年間パスポートにアップグレードできます。これはうれしいですね!

すみだ水族館の混雑状況

すみだ水族館の混雑状況ですが、土日はやはり混雑します。入場券を買う時に並ぶこともありますが、館内に入れば混んでいて見られないというほどではありません。土日の混雑は13時~16時ぐらいがピークです。
平日は朝晩は空いていて、ゆったりと見られます。会社帰りにぶらりと立ち寄って、ペンギン水槽の前で仕事をしている人もいるとか。混雑する時間帯はお昼過ぎの13~14時ごろです。

すみだ水族館へのアクセス

電車でのアクセス

すみだ水族館の最寄り駅は、東武スカイツリーラインのとうきょうスカイツリー駅です。駅を出て東京スカイツリータウンの建物を4階まで上がり、専用のエスカレーターで5階まで上がるとすみだ水族館です。

都心からアクセスする場合は、東京メトロ半蔵門線の終点、押上駅を利用すると便利です。

押上駅の改札を出て真っすぐ進みます。

すぐに「スカイツリータウン」の入り口が出てくるので、ここから中に入ります。

エスカレーターやエレベーターを利用して4階まで上がり、いったん外に出てスカイツリーの真下を通ります。

「すみだ水族館」と書かれた専用のエスカレーターがあるので、ここを上るとと入り口に到着します。

車でのアクセス

すみだ水族館には、専用・提携駐車場がありません。また、東京スカイツリータウン駐車場の割引サービスなどもありません。
できるだけ公共交通機関を利用することをおすすめします。

 

決められた順路がなくゆったりとすごせるすみだ水族館。昼と夜で違った演出を楽しめるのも魅力です。再入場できるため、すみだ水族館とソラマチ、スカイツリーで一日中楽しむことができます。週末は、家族でカップルですみだ水族館を訪れてみてはいかがですか。

施設概要
名称:すみだ水族館
住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
営業時間:9:00~21:00(最終入館20:00)※季節による変動あり
料金:大人2,050円、高校生1,500円、小・中学生1,000円、幼児(3才以上)600円
アクセス:東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅 すぐ
「押上(スカイツリー前)」駅 すぐ
公式サイト:http://www.sumida-aquarium.com/

取材・文・撮影 遠藤佳菜子、藤井みさ

施設情報

  • すみだ水族館
  • 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
  • 公共交通機関でお越しの方 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」からすぐ 「押上駅」からすぐ
  • 9:00~21:00(最終受付20:00)※季節による変動あり
  • 年中無休
  • 03-5619-1821
  • http://www.sumida-aquarium.com/

INFORMATION

クレジットカード
クレジットカード
ASK
レストラン
レストラン
あり
飲食物持込
飲食物持込
ASK
売店
売店
あり
ベビーカー貸出
ベビーカー貸出
なし
授乳室
授乳室
あり
おむつ台
おむつ台
あり

ENTRANCE FEE

大人
大人
¥2,050
大学生
大学生
¥2,050
高校生
高校生
¥1,500
中学生
中学生
1000
小学生
小学生
1000
未就学児
未就学児
3歳以上:¥600
その他
その他
ASK