横浜・山下公園の魅力を知って、もっと好きになる!日本唯一のハッピーロ ーソンにも注目

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山下公園は横浜港の美しい景色を見ながら散策できることもあり、多くの人に親しまれている人気観光スポットです。知っているけれど行ったことがない方、最近あまり行っていないな、という方にこそ知ってほしい、山下公園の魅力について詳しくご紹介します!

海を埋め立ててつくった山下公園

横浜港が開港したおよそ150年前は、山下公園は存在していませんでした。今はイチョウ並木が美しい「海岸通り」が海に面している通りで、海から見るとすぐ洋館が立ち並んでいるのが見えていました。写真の通りの右側はすぐ海だったのです。

それが変わったのは大正12(1923)の関東大震災。横浜のおよそ8割の建物が被災したとも言われているほど、街は壊滅的な被害を受けました。あたりが瓦礫の山で埋め尽くされ、それを整理するためにやむを得ず海に大量の瓦礫が投棄されました。
震災復興事業の一環として横浜の街に公園を作ることになり、海の正式な埋め立てが開始。昭和5(1930)年に海に面した海岸公園として山下公園が完成しました。

それから約85年あまり、山下公園は横浜市民の憩いの場としてだけでなく、多くの観光客が訪れる人気観光スポットになっています。横浜でデートするカップルにも定番のスポットで、色褪せない人気を誇っています。

横浜港を一望!のんびり散策を楽しもう

山下公園の広さは7万平方メートル。広い公園内からは、山下埠頭、ベイブリッジ、赤レンガ倉庫、ランドマークタワーをはじめとしたビル群など、横浜らしい景色を一望できます。

園内は美しく整備され、四季を通じて美しい花があふれています。

海に向かいあうようにベンチも設置され、散策に疲れたら一休み。天気のいい日はお弁当を持ってきてピクニック気分も楽しめます。

日本唯一!ハッピーローソンがすごい

山下公園の西側の入口近くにあるのが「ハッピーローソン」。日本で唯一、ここにしかない「子育て応援コンビニ」という形態です。内部は大きく2つに分かれていて、ローソンの店舗部分と休憩スペースがあります。

まず入口付近にはたくさんのミッフィーグッズを販売しています。ファンにはたまりません。あかちゃんを抱いているミッフィーのぬいぐるみが珍しくてかわいすぎます。

横浜のおみやげもたくさん。ストラップやキーホルダーから、銘菓「ありあけハーバー」など、代表的なものがそろっています。もちろん通常のローソンにあるお弁当やドリンク、お菓子なども販売しています。

休憩スペースには、テーブルと椅子、「子育て応援コンビニ」のコンセプトの通り、小さな子どもが楽しめるアスレチックもあります。山下公園には遊具がないので、小さな子どもを遊ばせたいときには最適です。

カフェスタンドも併設され、飲み物やお菓子などを購入できます。

もちろん、子連れでなくても利用できます。

モザイクタイルが美しい「インド水塔」

ハッピーローソンの前にぽつんと立っているこのオブジェのようなものは、実は歴史の深い建造物「インド水塔」です。
関東大震災の際に横浜市がインド商人をはじめとする外国商人にも救済措置をとったことに感謝して、インド商組合から寄贈されたものなんだそうです。昭和14(1939)年に建てられたものです。内部の天井のモザイクタイル、彫刻が美しい!ぜひ見てみてください。


西洋式のフォトジェニックな庭園「沈下花壇」

氷川丸と向かい合うような位置には、西洋式の庭園「沈下花壇」があります。地面の高さがここだけ低くなっていますが、これは山下公園ができた時にはここが池だったことの名残だそうです。

dorax.cocolog-nifty.com

この写真は5月の様子。バラを中心とした花が美しく咲き乱れる様子に、思わずカメラを構えたくなってしまいます。ちなみに、バラは横浜市の花に指定されています。

昼と夜で違った顔を見せる「水の守護神像」

山下公園の中央入口から入ってまっすぐ歩くと、噴水があります。

この中央に立つ石の彫刻は「水の守護神像」。横浜市の姉妹都市となったカリフォルニア・サンディエゴ市から昭和35(1960)年に寄贈されました。ゆっくりと見ていると噴水の高さが次々と変わっていく様子を楽しめます。像が全て隠れてしまう高さに水が吹き上がるのはなんだかシュールです。

夜は噴水がライトアップされて、昼とは全く違う幻想的な雰囲気を醸し出しています。

歴史を刻んだ船「氷川丸」

山下公園の東の端には、氷川丸が係留されています。

氷川丸は昭和5(1930)年にシアトル航路用に建造された貨客船です。大型ディーゼル機関を搭載するなど、当時としては最新の技術を誇っていました。船内はアールデコ様式の内装が施され、非常に豪華な作り。喜劇王・チャップリンなども乗船しました。

www.shipboard.info

その後太平洋戦争での徴用を経て、昭和28(1953)年にはシアトル航路に復帰。昭和35(1960)年に船齢30歳に達し、第一線を退きました。太平洋を横断した回数はなんと254回にのぼるそうです。引退後はここ山下公園で多くの人に親しまれ、2016年には86歳を迎えます。奇しくも山下公園とは同じ年月を生きてきたことになります。現在は内部も公開されていて、月曜日・臨時休館日をのぞいて船内の見学が可能です。

氷川丸の入口付近にはお土産のショップがあります。お菓子やドリンクのほか、海、船ならではのグッズが揃っているのでチェックしてみては。

シーバスで横浜港の観光や移動を楽しむ

氷川丸の隣には横浜港観光船乗船場があります。

ここからは「マリーンシャトル」「マリーンルージュ」「シーバス」の3種類の船が出ています。

マリーンシャトルとマリーンルージュは横浜港を遊覧して楽しめる観光船。マリーンシャトルは40分、60分、90分コース、マリーンルージュには90分、120分コースがあります。
シーバスはその名の通り海のバス。山下公園から出発し、赤レンガ倉庫、みなとみらいを経由して、横浜駅近くの横浜ベイクォーターまで行けます。

電車でも移動できる場所ではありますが、船に乗って海上からアプローチするといつもの景色も全く違って見えるもの。たまには気分を変えて利用してみるのもおすすめです。

山下公園から歩いてすぐ!周辺のおすすめスポット

山下公園の周辺にはたくさんの観光スポットが点在しています。ここでは山下公園から徒歩でアクセスできるおすすめスポットをご紹介します。

ホテルニューグランド

今でも現役で活躍している本館は、昭和2(1927)年に建設されたもの。内部のインテリア、丁寧に手入れされた中庭などすべてがクラシックで美しいホテルです。カフェにはオーソドックスな洋食メニューがあるので、少し贅沢な気分を味わいたい時におすすめです。ロビー、中庭などは無料で見学できます。

横浜マリンタワー

ホテルニューグランドの並びにあるマリンタワー。白いタワーが青空に映えます。展望台からは横浜の景色が一望でき、天気のいい日は富士山が見えることも。「恋人の聖地」にも認定されている、カップルでデートする時にもぴったりのスポットです。夕方から夜にかけての時間はいっそうロマンチックな雰囲気になります。

詳しくはこちら!→横浜マリンタワーでデートしよう!恋人の聖地にも認定された魅力を詳細解説!​

横浜中華街

日本のみならず東アジア最大のチャイナタウン、横浜中華街。通りにはぎっしりと中華料理やお菓子、雑貨の店が並んでいます。日本人のみならず、海外からの観光客、特に中国人に人気があります。
asoview!NEWS編集部が地元の人に聞いたおすすめの散策コースはこちら!→横浜中華街を2時間で散策!名所とグルメ、地元民が教える美味しいとこどりのお気軽コース

大さん橋

しっかり歩きたい人におすすめ。大さん橋は山下公園とはまた違った景色が楽しめるスポットです。国際的な船のターミナルと公園という2つの顔を持っています。週末になるとホールでイベントが開催されていることもあります。

詳しくはこちら!→横浜・大さん橋は無料で楽しめるデートスポット!のんびり過ごしたい派は要チェック!

山下公園へのアクセス

山下公園へは電車、車、バスなどでアクセスできます。ここではみなとみらい線元町・中華街駅からの行き方を紹介します。

電車を降りたら横浜側のエスカレーター・エレベーターを利用して改札に向かいます。中華街・山下公園方面と書いてある方です。

右側の改札から出て、4番出口に向かいます。

出口を出たらぐるりとUターン。海側を目指します。

2分ほど歩いて信号を渡ると山下公園に到着です。

■スポット詳細
名称:山下公園
住所:神奈川県横浜市中区山下町279他
公式サイト:http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/park/yokohama/kouen008.html

取材・文 藤井みさ

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