竹富島の魅力は現地の人に聞く!みどころ、グルメ、お土産おすすめ23選

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竹富島は八重山諸島に属する島で、石垣島から高速船で10分とアクセス便利な離島です。沖縄の伝統的な街並みが保存されている島内は、他のどことも違う美しさを感じさせてくれます。そんな竹富島の魅力をもっと知るために、asoview!NEWS編集部が現地に取材に行ってきました!見どころ、グルメ、おすすめのおみやげなどを厳選してご紹介します。

お話を聞かせていただいたはこちらの方!

竹富町観光協会事務局長の井谷信吾さんです。井谷さんは外資系会社での勤務経験が長く、世界各国や日本各地をめぐっていました。その中でも竹富島を含めた竹富町の島々の美しさに惚れ込み、この美しさを多くの人に伝えたい、とこの仕事に就きました。「どこにも負けないリゾート地」になるという自信を持って、地域と協力して竹富町を盛り上げようと日々奮闘中です。

海の宝石のような島、竹富島

竹富島は八重山諸島の中心となっている石垣島と隣接しています。石垣島の南にある石垣港からは高速船でわずか10分。高低差がほとんどない島で、周囲は9kmの小島です。島内には赤瓦屋根の民家が立ち並び、道は舗装されておらず、白いサンゴ砂が敷き詰めてあります。

素朴で美しい昔ながらの風景は、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。水牛のひく水牛車に乗って、ゆっくりと島をめぐれば、まるで昔の沖縄にタイムスリップしたような気分にもなってきます。

島を守る「竹富島憲章」

島民の間では昔ながらの街並みや文化を保存しようという意識が強く、1986(昭和61)年に「竹富島憲章」が制定されました。「売らない」「汚さない」「乱さない」「壊さない」という、島を守るための4原則と、伝統文化と自然・文化的景観を観光資源として「生かす」を加えた基本の5原則をはじめとして、島の伝統文化を大切にする精神や、竹富島に来る人達と接する際の心構えなどが謳われています。

新しく家を建てるときは、赤瓦の平屋の家でなければならない、看板などを建物の外に出さないなど、さまざまな規定があります。生活していくうえでは不便なきまりも多々あります。しかしこの憲章を守ることで、美しい景観が守られ、たくさんの人が「行きたい」と思える島になっているのです。

竹富島を訪れる際は、そういった島の人達に敬意を払ったり、感謝する心も持って訪れると、より島のことを感じられるかもしれません。

絶対に見ておきたい。竹富島の見どころ9選

竹富島は徒歩、またはレンタサイクルでぐるりとすべての見どころを巡れるコンパクトな島です。ここでは竹富島に行ったら絶対に見ておきたい、おすすめのスポットをご紹介します。

コンドイ浜(コンドイビーチ)

真っ白な砂と透き通ったコバルトブルーの海が美しい、竹富島でも随一のビーチです。遠浅で波がおだやかなため、海水浴にもおすすめです。沖合までずっと砂地が続き、干潮時には歩いて100メートル以上沖合まで行けることもあります。パラソルを借りてのんびりと過ごしたい、楽園という言葉がぴったりの場所です。

西桟橋

海に向かって伸びる西桟橋は、2005年に国の有形文化財に登録された歴史ある建造物です。1938(昭和13)年に建設された竹富島で最初の近代的桟橋です。現在では桟橋としては利用されておらず、夕日が美しく見えるポイントとして観光名所になっています。夜はここで星を観るのもおすすめです。

なごみの塔

島の中央にある小高い岩山「赤山丘」に建っている4.5mの塔です。平家の落武者が城を築いた跡とも言われています。この場所に塔が設置されたのは1953年ごろで、当時はメガホンで住民に情報を連絡する場所として使われていました。ほとんどが平地の竹富島では、この場所がいちばん高い場所にあたり、塔の上は赤瓦の屋根の集落を一望できる撮影スポットになっています。石段はとても急なので、登り降りの際は注意が必要です。

世持御嶽(ユームチオン)

集落の中央辺りにある広場の突き当りにある世持御嶽。1914年から38年の間、ここには竹富村の村役場があり、その跡地に火の神と農耕の神を祀るようになりました。ここでは五穀豊穣と島民の健康繁栄を祈る島最大の祭「種子取祭(タナドゥイ)」が行われます。種子取祭は国の重要無形民俗文化財に指定されている、島で最大の祭りです。世持御嶽には「弥勒奉安殿」と呼ばれる建物もあり、ここには種子取祭の際に使われる、五穀豊穣をもたらすと言われている神・ミルク神のお面が安置されています。
御嶽の周辺には昔の森のすがたが残っていて、どこか神聖な空気を感じられます。

たけとみ民芸館

竹富島に伝わる民芸のすべてがわかるたけとみ民芸館。竹富島に伝わる伝統的な織物を正しく受け継ぎ、発展させていく、後継者育成のために1972年に開設されました。竹富島の伝統的なミンサー織りや八重山上布などの作業工程を見学できたり、織りや染めの原料となる自生している植物の説明、織られる模様の意味などがくわしく展示されています。ミンサーの布やここで織られた布を使ったアイテムなどの販売もあります。

竹富島ゆがふ館

竹富島の自然と伝統文化・芸能を紹介する施設として、2004年に開館しました。自然と人々の営み・文化がテーマになっていて、映像、音、パネル、オブジェなどさまざまなものを用いて情報の提供を行っています。「ゆがふ」とは「世果報」とも書き、「天からのご加護により豊穣を賜る」という意味です。来島者と島の人の間に良い交流が行われることを願って、この名前がつけられました。

カイジ浜

カイジ浜という名前よりも、「星砂の浜」として有名なこの浜。しゃがみこんで手のひらに浜辺の砂をつけてみると、かわいらしい星砂がたくさんついてきます。海はとても美しいですが、潮流が速いため遊泳禁止です。

貴宝院・蒐集館

貴宝院は、日本最南端のお寺です。一般的なお寺のイメージとは異なり、赤瓦の屋根に木の板という沖縄ならではの古民家スタイルをとっています。お寺には竹富島や沖縄の民芸品などを展示する蒐集館(しゅうしゅうかん)が併設されています。館内では沖縄で使われていたお金や、世界的にも珍しい藁の結び目を使って物事を記録する「藁算」などの資料が展示されています。

小城盛(クスクムリ)

「小城盛」と書いて「クスクムリ」、または「クスクムイ」と読みます。ここは琉球王国時代に見張り台として使われていたもので、この付近の海を通過する船を監視するために使われていました。八重山地方にはこのような見張り台が数多く見られます。見張り台では「なごみの塔」が人気のスポットですが、クスクムリはあまり知る人もいなくてのどかな雰囲気が漂っています。のんびりと島らしい風景を楽しみたい時におすすめのスポットです。

ランチはここで!竹富島のグルメ2店

ハーヤナゴミカフェ (HaaYa nagomi-cafe)

なごみの塔の近くにあるハーヤナゴミカフェは、竹富島では珍しい2階建ての建物です。1986年に竹富島憲章が制定されてからは平屋のみしか建てられないことになっているので、それ以前につくられた建物だということがわかります。素朴な外観とは裏腹に、店内は赤と白を基調にしたおしゃれな雰囲気。店内の中央部分にはサンゴが敷き詰められた道があり、歩くと独特の音がします。
店内からは赤瓦の集落が一望でき、パフェやスイーツ、ランチなどを食べながらのんびりとくつろげます。泡盛なども各種取り揃えていて、島民の居酒屋的な存在でもあります。

たるりや

オープンエアで食事ができる店、たるりや。島を通り抜ける風を感じながら、ゆったり島時間を満喫できます。名物は石垣島で収穫する黒米からつくる「縄文ざるそば」。普通のそばよりもなめらかで、のどごしの良い食感です。暑い日には温かい沖縄そばではなく、冷たいそばが体にも嬉しいです。

泊まってこそわかる竹富島の良さ!おすすめ民宿2選

石垣島からわずか10分と、日帰りで楽しめてしまう竹富島ですが、「真の良さは泊まってこそわかりますよ」と新谷さん。昼は観光客で賑わう島ですが、夜は島の人たちと民宿に泊まっている人たちだけになり、島の静かな時間を堪能できます。民宿のルールは独特。1泊すると夕食、朝食の2食が必ずついていたり、食事は宿泊者全員が揃って食べたりと、ホテルとはだいぶ勝手が違います。だからこそ、宿泊者同士で交流が始まったりするのも魅力。ここでは竹富島内のおすすめの民宿を2軒ご紹介します。

やど家たけのこ

blog.livedoor.jp

全6部屋、1日6組限定のこじんまりとした宿です。伝統的な赤瓦の屋根の建物の中は、開放的な雰囲気。木のぬくもりを感じられて、まるでいなかのおばあちゃんの家に来たような落ち着いた気分になります。フリードリンクサービスやウォシュレット付きトイレなど、ちょっとした気遣いがうれしく感じられる宿です。料理はもちろん手作りの沖縄料理。夕日の名所・西桟橋からすぐの場所にあります。沖縄そば屋として人気の「竹の子」は姉妹店です。

img.travel.rakuten.co.jp

高那旅館

8yama.com

高那旅館は竹富島の旅館の中で最も古い老舗の宿です。ユースホステルも併設され、一人旅や学生にも人気とのこと。和室13部屋、洋室3部屋、ゲストハウス1棟があり、団体は40名ほど泊まれるという大きな宿です。「竜馬がゆく」「坂の上の雲」などの作者、司馬遼太郎氏が宿泊した旅館としても知られています。近くには旅館が経営する「茶屋たかにゃ」があり、冷たいトロピカルジュースが飲めたり、「自称竹富随一の品揃え」のお土産をチェックしたりできます。

買って帰りたい!竹富島で見つけたおすすめのお土産10選

せっかく竹富島まで来たら、竹富島らしいお土産を買って帰りたいもの。ここでは、実際に現地で見つけたおすすめのお土産を10選ご紹介します。

ミンサースタンプ

「五つ(いつの)四(よ)までも末永く」という意味が込められたミンサーの模様がスタンプになったもの。シーサーなど島のキャラクターがモチーフになっているものもあります。360円~。

ミンサーストラップ

四角形を5つ組み合わあせたミンサーのデザインがさりげなくてかわいいストラップ。昔女性が男性にミンサーの布を贈ったというならわしに合わせて、カップルでつけるのもおすすめです。800円~1,400円。

巾着

巾着は巾着でも、布ではなく草を編んで入れ物にしたものです。他の島ではほとんど見られないもので、丁寧な手作業でつくられているという感じが伝わってくる一品です。1,540円。

クバオウニ

ヤシ科の植物クバの葉をうちわにしたものです。クバは沖縄の方言で、一般的にはビロウと呼ばれています。400円。

ふがらほうき

南西諸島に自生しているヤシ科の植物、クロツグの繊維を細い糸でまとめて作ったほうきです。机の上や窓の桟などを掃くのに最適なコンパクトサイズです。2,100円。

さるの置物

地元竹富島の作家がつくったさるの置物は、インテリアにもおすすめ。素朴でいい味を出しています。1,296円。

サミのコースター

サミという植物を編んで作ったコースター。地元の人の手仕事でつくられています。家に帰ってからも使えば、南国の空気感を醸しだしてくれます。580円。

タケトミカラーのエコバッグ

竹富島の植物で染めているエコバッグです。天然の素材をつかっているので、優しい色合いです。今っぽいデザインと染物のギャップもいい感じです。1,500円。

まんだらー茶

沖縄で昔から長寿茶・健康茶として飲まれているクミスクチン茶です。竹富島では97歳のお祝いのことを「まんだらー」といいます。おじいが丹精込めてつくっている100%竹富島育ちのお茶は、お土産にぴったりです。

ぴーやし

「島胡椒」ともいわれるぴーやし。石垣に自生しているコショウ科の植物で、春と秋に小指の先ほどの大きさの実が実ります。八重山そばやちゃんぷるーなど、沖縄料理のスパイスとしてだけではなく、魚料理、肉料理などに幅広く使えます。

竹富島へのアクセス

竹富島へは、石垣島経由で向かいます。
新石垣空港からはタクシー、またはバスで石垣港に向かいます。30分~45分ほどかかるので余裕を見ておいたほうがいいでしょう。
石垣港から竹富東港までは高速船で10分です。安栄観光、八重山観光フェリー、ドリーム観光の3社が客船を運行していて、1時間に約3本ほどの船が行き来しています。石垣島から竹富島へのフェリーの最終便は17時なので、時間にはじゅうぶん注意しましょう。

竹富東港にはお土産ショップも隣接しているので、買い忘れがあっても安心です。

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