トリックアート美術館でびっくり発見!高尾山の麓でアートになって遊ぼう!

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トリックアート美術館は、京王高尾線の終点、高尾山口駅から徒歩1分の場所にあります。思わず騙される、ついつい世界に引き込まれてしまうトリックアート。その魅力をたっぷりと感じられるトリックアート美術館に取材してきましたので、魅力をレポートします!

だまし絵がいっぱい!トリックアート美術館

トリックアート美術館は、『だまし絵』専門の美術館です。トリックアートはだまし絵とも言われています。

だまし絵とは?

だまし絵はトロンプ・ルイユと言われ、2000年くらい前にギリシアで誕生し、ルネサンス期にほぼ完成したと言われています。最近は、だまし絵より英語のトリックアートの名称が浸透してきています。

大小いろんなサイズのトリックアートを楽しめる

トリックアート美術館の見所は、何と言ってもトリックアートの世界を楽しめ、自らアートの一部になれるところです。私たちが普段よく目にするトリックアートは小さなものが多いですが、トリックアート美術館では、大がかりなトリックアートを楽しむことができます。
たいていの美術館は、展示物にさわれません。ところが、トリックアート美術館は、見て、さわって、動かして、人も動いて『五感で体験』できる美術館なのです。

いよいよ、トリックアート美術館へ!

トリックアート美術館の建物はどこか異国の雰囲気を感じさせる重厚な雰囲気。美術館のテーマは「エジプト」なのだそうです。この階段を登った先の2階に受付があります。

途中の壁に大きな穴がありました。早速なにかのアートでしょうか?

穴の奥には、幸運の女神さまが鎮座していました!

この女神さまは、セクメトさまというそうです。神々のお母さんで、すべての不幸を幸運に変え病を治す力を持っていると言われています。
セクメトさまにお祈りしたら、どんな願い事も叶えてくれるとのこと…。ご利益がありますように。

受付で入館料を支払い、館内の案内図とコインと謎のアイテムを受取ります。コインは見学後にジュースと交換できると説明されました。

もう一つ受け取るアイテムは、ペンのようにも見えますがペンではありません。一体、何に使うのでしょうか?

いろいろと気になりますが、まずは館内へと進みます。

まずは楽しみ方の説明あり

入館すると、スタッフの女性がトリックアートの楽しみ方を教えてくれます。
トリックアート美術館の楽しみ方が分かったら、順路に従って館内を進んで行きます。
途中、思わず目を引く落とし物があります。その落とし物、トリックアート美術館にいることを忘れてつい拾いたくなります。どんな落とし物かは現地でご確認ください。

壁にはエジプトを彷彿とさせるオリエンタルな雰囲気の絵がたくさん描かれています。噴水の水が流れる音が聞こえてきます。まるで小さな公園があるエジプトの街角を歩いているように思えてきます。

ちなみに、この像は絵ではなく立体的なもの。トリックアート美術館にいるとなんでも疑り深くなってしまいます。

古代エジプト迷路で冒険開始!

謎の扉の上に迷路の看板。古代エジプト迷路だそうです。入ってみましょう。

ワニに襲われそうになったり、朽ちた神殿に迷い込んだり、深い穴に落ちそうになったり、扉が見つからなかったり、牢屋でライオンに襲われそうになり、よく見るとガイコツさんがコンニチワしていたり、いろいろと楽しめます。

空中神殿でクイズにチャレンジ

続いて空中神殿の部屋へ。
この神殿の中には、トリックアートではない『ホンモノ』が3つあります。

なぜ空中神殿なのか、階段を登ると分かります。
上からのぞいてみると、雲の上に浮いているように見えます。地に足がついているのに浮いているような、不思議な感覚を味わえます。

階段を登った先で、かわいい猫が出迎えてくれます。

大きな動物が登場!ファラオの自然公園

続いて、ファラオの自然公園で大きな動物たちと遊びましょう。

カバさんが大きな口を開けています。

ゾウさんが、長い鼻を伸ばしてきました。

木の大きな室があったので、ちょっと一休み。

室内にいながら、いろんな場所を冒険している気分を味わえます。

スタジオで張り切ってアートになろう!

地下に降りて行くと、トリックアートスタジオに到着です。ここは絵の中に入って、自分がアートになれる空間です。張り切ってアートになりましょう!

このスタジオは土足厳禁なので、思う存分、寝転べます。

こんなところにもトリックアート!

階段を上がっていく途中の小さな部屋に入ってみると、またしてもトリックアートの部屋が登場。
この部屋では、絵画のようなタイプのトリックアートを楽しめます。一緒に行ったメンバーでどう見えるか、動物がどこに隠れているかなど、ワイワイ楽しめる場所です。

飛び出す『水のない水族館』

次に向かったのは、「水のない水族館」。海の生物が飛びだしてくる様子は、なんともダイナミック!

魚や動物の絵に触るのも全然OK。面白い写真をいろいろ撮りましょう。

大小入れ替わりのトリック、エイムズの部屋

続いては、トリックアート美術館のメイン、“トリックアート美術館をトリックアート美術館たらしめる”と言っても過言ではない『エイムズの部屋』です。
エイムズの部屋では、簡単に言うと遠近感の錯覚を使って人の目をだまします。どんな感じなのかは、ぜひ現地で体験してみてください!

この部屋に入れば、大人は小さく、子どもは大きく!?

トリックアートのオリジナル作品がずらり

このフロアは、見てさわって回して押して楽しめるフロアです。壁に展示してあるトリックアートを楽しんだり、身体がどこかへ行ったり、キングコングに食べられそうになったりと、とにかく盛りだくさんです。

こちらは目の錯覚を利用したトリックアート。一見すると違う色に見えるものが、実は同じ色だった、ということがわかります。

小さな穴から覗くと、ティーカップの絵が見えます。

見る位置を変えてみると…。

あれ?なんだかびよーんと伸びている感じです。道路に直接書かれた標識に使われている技法だそうです。

机に書かれた美しいマーブル模様です。一体、何でしょうか?

円筒形の鏡を通して見てみると、世界史の教科書によく登場するあの絵でした。

目の錯覚って面白い!

トリックアート美術館ならではのお土産も見逃せない!

地下2階から地上2階までトリックアートを楽しんだら、1階の受付に戻りましょう。

受付近くには、様々な種類のお土産があります。トリックアート美術館のテーマが「エジプト」というだけあって、本場エジプトのステキなお土産もあります。
とても美しいエジプトの香油瓶。オリエンタルな雰囲気でお部屋に一つ欲しくなります。

こんなにファラオがいたらゴージャスですね。

エジプトの幸運のチャーム、スカラベもありました。大小揃っています。

トルコの幸運のチャーム青い目のナザル・ボンシュウもあります。

手軽にトリックアートを楽しめるお土産。つい買いたくなります。

テラス席でドリンクを飲みながら余韻に浸ろう

お土産を買った後は、入館する時に受け取ったコインを飲み物と交換しましょう。コインは自動販売機で飲み物と交換です。自動販売機も「えっ?」と思ってしまうつくりです。

ドリンクは、こちらのテラス席で。開放的な雰囲気です。

テラス席からは、新しくなった高尾山口駅が見えます。

教えて!館長さん「どうしてエジプトなの?」

トリックアート美術館を2時間半かけてたっぷり堪能しました。それにしても、なぜトリックアート美術館のテーマはエジプトなのでしょうか?
今回、トリックアート美術館館長の小阪さんに、なぜエジプトをテーマにしているのかを教えていただきました。

小阪さんが開口一番におっしゃったことは、「私がエジプト好きだからです。」でした。

他に、次のような理由からエジプトをテーマにしたそうです。

  • 本当はそこにないものだけど、あたかもそこに存在するかの如く、現存しているものを描きたかった。
  • 通常の美術館は作品を鑑賞するところで、作品に実際にさわるなんて決してできない。絵と遊べる美術館を作りたかった。
  • 絵と遊べる仕組みを考えた時、迷宮(ラビリンス)を思いついた。迷宮というキーワードからひらめいたモチーフがエジプトだった。エジプトにある神殿などの遺跡はまるで迷宮のようで、これなら来館者に楽しんでもらえると確信し、エジプトに決めた。
  • エジプトは旅してみたい国のアンケートで毎回上位に入るが、実際に旅行でエジプトを訪れる人は年間10万人ほどしかいない。エジプトは様々な憧れがあるが、遠い国なのでなかなか行けない。それなら、エジプトの素晴らしさを日本で擬似体験して楽しんでもらいたい。

小阪さんのお話を聞いていると、「来場者に楽しんでもらいたい!」という熱い思いがこちらに伝わってきました。そしてそれが館内のさまざまな場所で感じられます。さらに最近、アラベスクの奥行きがあるデザインに惹かれていて、トルコをイメージした作品を展示物に取り入れているそうです。アラベスクとは、イスラムの信仰と伝統的な世界観を象徴化したもので、幾何学的な文様を繰り返しで構成されているデザインです。


https://ja.wikipedia.org/wiki/アラベスク より画像拝借

トルコは、古来より文明の十字路と言われていた通り、イスラム教文化とキリスト教文化が出会い、融合された場所です。「融合された文化の素晴らしさを伝えたい」と小阪さん。進化するトリックアート美術館から目が離せません!

さらに!トリックアート美術館を楽しむポイント

クーポンを手に入れよう

トリックアート美術館の公式サイトには、クーポンがあります。プリントアウトして持って行くと入場料が200円引きになります。

荷物は無料のコインロッカーに

館内のエジプト迷路近くには、無料で利用できるコインロッカーがあります。貴重品とカメラ以外を預けて身軽になってトリックアートを楽しみましょう。

駐車場は高尾山薬王院がおすすめ

トリックアート美術館からは少し離れますが、1日500円で駐車できるのでとってもお得です。

エレベーター、エスカレーターはないので注意!

トリックアート美術館には、エレベーターやエスカレーターがありません。小さいお子さんを連れたご家族は、ベビーカーがあると大変です。できれば抱っこ紐などを使ったほうがいいでしょう。

あわせて行きたい!周辺の見所

ここでは、トリックアート美術館とあわせて楽しみたい周辺の見どころをご紹介します。

むささびハウス

新しくなった高尾山口の駅舎の中にある観光案内所です。高尾山の案内や高尾山近くの遊べる場所の案内をしてくれます。お店などに迷った時はアドバイスがもらえるかも。

営業時間:8:00~17:00(4月~11月)、8:00~16:00(12月~3月)
定休日:年中無休8時から17時(4月から11月)、8時から16時(12月から3月)

京王高尾山温泉 極楽湯

2015年10月27日にオープンしました。駅と直結していて、とても便利です。
6種類のお風呂とサウナがあります。もちろん、露天風呂もあります。泉質は、アルカリ性単純温泉で、効能は、筋肉痛・関節痛・冷え症・疲労回復・健康増進です。

営業時間:8:00~23:00(最終入館22:00)
定休日:年中無休※施設点検等により臨時休館あり
公式サイト:http://www.takaosan-onsen.jp

TAKAO 599 MUSEUM

2015年8月11日にリニューアルオープンした、東京都内で唯一の自然博物館です。芝生があったり、館内にオシャレなカフェスペースがあったりで、子供も大人も楽しめます。入館料は無料です。
動植物が今までにない展示方法で展示されていて、一見の価値があります。駐車場がないので注意が必要です。

営業時間:8:00~17:00 (4月~11月)(最終入館 16:30)、8:00~16:00 (12月~3月)(最終入館 15:30)
定休日:年中無休※メンテナンス等で休館の場合あり
公式サイト:http://www.takao599museum.jp

高尾山商店会

高尾山口駅から高尾山の登山道までには、昔ながらの建物とおみやげ屋さん、食事処が並びます。この奥がケーブルカーとリフトの乗り場です。
高尾山名物の高尾まんじゅうやおせんべいを買えるので、ふらりと立ち寄ってみては。

公式サイト:http://www.takaosan.jp/index.html


高尾山

標高599m、気軽にハイキングを楽しめます。ケーブルカーやリフトで途中まで登ってもよし、麓から稲荷山コースをチャレンジしてもよしです。ちなみに稲荷山コースを行くと90分ほどで山頂にたどり着けます。晴れた日は、山頂から富士山を見ることができます。


トリックアート美術館へのアクセス

京王高尾線 高尾山口駅より徒歩1分です。

2015年、高尾山口駅は、新国立競技場のデザインに採用された建築デザイナーの隈健吾さんがデザインした駅舎に改築されました。木がふんだんに使われていて、和の雰囲気を感じられます。ぜひ駅舎もじっくり見てみてください。

 

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