皇居 楽しみ方徹底レポ!訪れたら絶対見たいポイント教えます

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花火特集2017

皇居と言えば、天皇陛下の住まう宮殿や宮内庁があるけど、それ以外に何かあるの? と思っている方もいるはず。大きさは、なんと東京ドーム約25個分!実は皇居は、皇居東御苑、北の丸公園、皇居外苑と一部の施設を公開しています。お散歩を気軽に楽しめることもあり、ランナーやウォーカーに根強い人気を誇っています。この記事では実際に皇居を巡った筆者が、皇居の見どころや楽しみ方を紹介したいと思います!

皇居外苑 皇居ランナーも集う外苑の見どころ

皇居外苑は、皇居、皇居東御苑・北の丸公園の周囲を指します。お濠で囲んであり、道路もきれいに整備されているので、平日でも多くのランナーの姿が見られました。皇居外苑の見どころは「二重橋」「楠正成像」「桜田門」「和田倉噴水公園」です。ポカポカ陽気の中、観光スタート!

二重橋

写真手前に見える橋が「正門石橋(せいもんいしばし)」、奥にかかっているのが「正門鉄橋(せいもんてつばし)」です。この2本の橋を総称して「二重橋(にじゅうばし)」と呼ばれていますが、正確には「正門鉄橋」が頑丈につくりの二重構造になっていることから二重橋と呼ばれているそうです。通常、一般の方はこの橋を渡ることはできませんが、皇居の参観手続きを事前に行えば渡ることができます!

日本からも海外からも観光客の方がたくさん集まっています!アジア人旅行者が熱心にガイドの声に耳を傾け、記念撮影をしていました。
普段は使用することはできませんが、新年の一般参賀や宮中の公式行事の際に利用できるそうです。いつか正装して渡ってみたいものです。

桜田門

日本史を少しでも勉強したことがある人だったら、「桜田門外の変」の名前は知っているはず!筆者も皇居めぐりをしていて、特に興奮したスポットの一つ「桜田門」です。桜田門は江戸城の名残であり、昭和36年に国の重要文化財に指定されています。

皇居ランのランナーもこの門をくぐります!
かの有名な1860年に起きた事件「桜田門外の変」も、井伊直弼が三戸藩士らに暗殺されたのもこの場所と言われています。皇居外苑は変換期にあった激動の日本へタイムスリップした気分を味わえるとあって、歴史マニアでない人もエキサイトすることでしょう。

楠木正成像

二重橋を正面にのぞむように、今にも動き出しそうな躍動感のある銅像があります。これが、「楠木正成公(くすのき まさしげ)の銅像」です。この像は、楠木正成公が1333年に隠岐の島から後醍醐帝をお迎えした際の勇姿を表現したものと言われています。

楠木正成とは

楠木正成(くすのき まさしげ)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武将です。1294年に河内国(現在の大阪)に生まれ、裕福な地方豪族の武士の家に誕生します。
後醍醐天皇に最期まで仕えた「正義の武将」とも呼ばれ、個性的な戦法も用いて「赤坂城の戦い」では鎌倉幕府に果敢に挑み、幕府滅亡に貢献しました。

正成公像近くの休憩所

銅像のすぐ後ろには売店とベンチがあるので、休憩スポットとしても利用できます。
敷地内には「楠公レストハウス」という売店もあり、他では手に入らない皇居オリジナルグッズも!皇居の桜から採った「はちみつ 1100円(税込)」、「吟醸酒 2600(税込)」、「皇居ネクタイピン 1350円(税込)」、「皇居参観記念ペン 1100円(税込)」などもお土産として人気です。

休憩しながらゆったりと銅像を眺めるのも良いですね。皇居外苑は、江戸の歴史を知りたいなというツーリストにもおすすめ。30分くらいで全て見て回ることができますので、気軽に立ち寄ることができます。

ロケーションも良く、デートで訪れるのも良いかも!

次は、一番の見どころといってもよい東御苑に参りましょう! かつて江戸城があった場所が、一般公開されています。もちろん入場は無料です。

皇居東御苑見逃せないもの8選!江戸城の跡地を感じよう

東御苑には日本の重要文化財が多数残されています。皇居=江戸城があったときの城跡や石門など、誰もが教科書で学んだことのある歴史的な建物、出来事を間近に見たり感じたりできます。もちろん歴史好きの人だけでなく、東御苑は四季ごとに花が咲き乱れるスポットでもあるので、都会にいながら静かに、豊かな自然の中で散歩したい人にも大変おすすめです。

入園票のもらい方と閉館時間


受付で入園票をもらいます。退出時に返すので最後までなくさないように保管しましょう。

東御苑はとても広く、すべて見て回るには休憩を入れて2時間くらいは見ておくと安心です。「午後4時半」と少し早い閉園時間に間に合うよう余裕を持って退園しましょう。

大手門

大手町駅下車から徒歩10分。スーツ姿のビジネスマンが行交う金融経済の中心に突如、古都江戸を思わせる建物が現れます。大手町駅から最も近い門・大手門は旧江戸城の正門です。1620年の江戸城修復時に伊達政宗たによって建てられました。

筆者もこちらから入園。すでに多くの拝観者がいらっしゃいました。緻密な計算のもと積み上げられた石垣は何とも美しい。

旧大手門渡櫓の鯱(わたりやぐらのしゃちほこ)

大手門をくぐったすぐ右手には、1945年の戦災で失った旧大手門の渡櫓に飾られていた鯱があります。奇跡的に残った貴重な逸品として、訪れたら見逃せないスポットにもなっています。

富士見櫓(ふじみやぐら)

昔、矢やその他の武器を貯蓄しておく為の場所として使われていた櫓(やぐら)。「富士見櫓」は、現存する櫓の中で最も古いと言われています。石垣の高さは約15メートル、櫓の高さは約16メートル。1657年に一度消失しましたが、2年後の1659年には再建され、関東大震災の時も微動だにしなかったほどに頑丈。高い技術で作り上げられたことがわかります。
四方八方どこから見ても温馬事形に見えることから「八方正面の櫓」とも呼ばれます。

ツバキ園・桜の島・バラ園

季節ごとに色とりどりの花々を楽しめることも皇居の魅力のひとつです!春を迎える直前には園内に沢山のツバキが咲き誇ります。

バラ園にもさまざまなバラがあります。

桜の島は、約30種類の桜を一度に見られる数少ない場所です。バラは早いものは4月下旬から咲き始めるようで、季節ごとのお花見も東御苑の魅力です。

天守台

江戸城天守閣があった場所「天守台」。ここにかの有名な徳川幕府が江戸の世を統括していましたが、現在は高さ10メートルの基礎石である石垣の土台が残っているのみ。
何度か再建の話が持ち上がりましたが、1657年の大火後から再建されることなく現在の姿にとどまりました。盛者必衰の理(ことわり)を知るとはこのことか、と感じた場所です。実際に階段を使って上れるようになっています。

北桔橋門

ここから出ると竹橋駅があります。本駅から徒歩5分の場所に北の丸公園、他には近代美術館や工芸館もあります。スポットの紹介は記事の後半で!

桃華楽堂

この女性的なブルーの建物は、「桃華楽堂(とうかがくどう)」と言い、昭和天皇の皇后陛下である香淳皇后(こうじゅんこう)さまのご還暦を祝って建てられた音楽堂です。収容人数は200名で、音楽大学の卒業生が演奏会を行うこともあるようです。ホール外壁は、タイルによって羽ばたく鳥が描かれています。
「桃華」の由来は、香淳皇后さまのお誕生日が3月で桃の節句にちなんで命名されたそうです。

大奥跡

この広い芝生はなんだろうと思っていたら、なんと江戸城本丸の大奥があった「大奥跡」でした!将軍の正妻をはじめ、最盛期には3000人もの女性が住んでいました。

表示がなければ見逃すところでした…

愛と嫉妬に包まれた禁断の園、女たちの数々のストーリーが生まれた場所も、今は「ここに大奥が置かれていた」としか残っていないのです。何もありませんでしたが、筆者的には桜田門と並んで非常に興奮したスポットです。

疲れたら休憩所、大奥跡付近にはトイレもありますのでご安心を。

梅林坂

取材時にはもうお花が終わっていましたが、梅は1月から3月頭にかけて見頃を迎える「梅林坂」は都内屈指の梅の名所としても有名です。文明10年に室町時代後期の武将・太田道灌(おおた どうかん)が菅原道真を祀るために梅樹を数百株植えたことから坂の名前が付けられたと言われています。
現在も梅林坂の下から本丸方面にかけて50本ほどの梅の木があり、並木道を抜けると平川門が見えてきます。早く咲く品種は12月の冬至ころから咲きはじめ、多くの品種は例年2月中旬に見頃を迎えます!


平川門から出ると竹橋駅を利用できます

竹橋駅から北の丸公園は徒歩約5分ではありますが、東御苑を見て回った後に北の丸公園へというのは時間も体力もかかります。欲張って1日ですべて見てしまおうとせず、数日に分けたり、日や目的を改めた方がベターだと感じました。

皇居の周辺おすすめスポットもご紹介

北の丸公園

東西線九段下駅、竹橋駅から徒歩5分。旧江戸城の北の丸があった場所「北の丸公園」は、緑豊かでその時々の四季を存分に味わうことのできるまるで東京のオアシス。春のお花見シーズンには、ゆっくりお花見をしたい人にとてもおすすめのスポットなのです。園内は喫煙、飲酒が原則禁止になっており、宴会客がいないので純粋に花見を楽しみたい大人が集います。

愛犬と一緒に公園内をお散歩することもできます!

北の丸公園には「白梅」「紅梅」があり、2月初旬に「紅梅」が見頃となり、中旬以降は「白梅」が見頃になります。花見シーズンが過ぎると観光客数も減るので、のんびり散歩したり、デートしたり、ピクニックに行ったり、ベンチに座って読書をしたり、都会の真ん中で多様な楽しみ方ができる穴場スポットですよ!
ちなみに、北の丸公園の梅の木は公園中央部のあずま屋付近に集まっています。

都会の中とは思えないくらい、緑の多い場所でした!空気も綺麗な癒しスポットです。

お花見スポットとしても最適です。

武道館

北の丸公園内には、年間沢山のコンサートやイベントが開催される武道館もあります。都内を代表する建物なだけに、見ると不思議と興奮してしまいます。コンサートで列をなす若者の姿や、校外学習中の児童の姿も見られます。

科学技術館

北の丸公園内には、科学館「科学技術未来館」もあります。現代から近未来の科学技術・産業技術に関する知識を国民に対して普及・啓発することを目的に設立しました。館内には、参加型体験の展示も多く、見たり触ったりして楽しみながら学ぶことができます。子連れでも楽しめるスポットです!

他にも北の丸公園周辺には近代美術館や工芸館もあり、文化・技術の今昔に触れられる、魅力あふれる場所がたくさんあります!

施設情報
名称:科学技術館
住所:東京都千代田区北の丸公園2-1
アクセス:「竹橋」駅(1b出口) 徒歩約550m、「九段下」駅(2番出口) 徒歩約800m
営業時間:9:30~16:50 最終受付 16:00
定休日:水曜日不定休(休日の場合は次の平日)、年末年始(12月28日~1月3日)
料金:大人720円、中学生・高校生410円、子ども(4歳以上)260円
公式サイト:http://www.jsf.or.jp

まとめ

皇居外苑、東御苑、北の丸公園をレポートして感じたことは、とーっても広いということ! そりゃそうですよね、東京ドーム25個分なのですから(笑)。1日ですべてをまわろうとせず、「今日は北の丸公園にピクニックに行こう」とか、「バラが見ごろだから東御苑に行ってみようかな」など、気候や季節に合わせた楽しみ方をおすすめします。3箇所とも無料で開放していますので、お金をかけず、それでいて大人っぽいデートができますよ。


取材時もピクニックしている人もちらほら

博物館や美術館と同様に子どもの歴史学習にも役立つでしょう。今度の休日は、皇居へ出かけてみませんか!

皇居へのアクセスと住所

皇居の住所

本籍にしてる人も多く日本で最も有名な住所?と言っても過言ではない皇居の住所は「東京都千代田区千代田1−1」です。

皇居東御苑へのアクセス

アクセス/東西線・丸ノ内線・千代田線・半蔵門線・都営三田線 大手町駅C10出口より徒歩2分。東西線 竹橋駅より徒歩1分

北の丸公園へのアクセス

アクセス/東西線九段下駅2番出口・徒歩5分。東西線竹橋駅1b出口より徒歩5分

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