旭山動物園 営業時間やアクセスも!ペンギンの散歩も写真と共に紹介!

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北海道旭川市にある旭山動物園は、「伝えるのは、命」をテーマに、動物たちが自然のままに暮らす姿が間近で見られる、国内有数の人気を誇る動物園です。今回はそんな旭山動物園を取材してきました。実際に訪れてみて体験した感動とともに、大人から子どもまでが本気で楽しめる見どころをご紹介します!

旭山動物園へ、いざ入園!

やって来ました、旭山動物園!

平日の開園前にもかかわらず、動物園の前にはすでに入場待ちの列が。お子様連れのファミリー層だけではなく、女性同士でいらっしゃっている方や、おひとり様も多くいらっしゃいました。

さっそく、旭山動物園で必ずおさえておきたい人気施設を中心に、まわってみたいと思います。

水中のペンギンは速い!「ペンギン館」

世界には18種類のペンギンがいるそうですが、ここ旭山動物園には、キングペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギン、フンボルトペンギンの4種類がいます。

ペンギン館の中へ入ってみると、まるで海の中にいるような感覚にさせてくれる、水槽のトンネルにたどり着きます。

ここでは泳ぎ回っている、地上とは少し違った表情のペンギンを見ることができます。地上ではのんびり、まったり、ぴょこぴょことしているペンギンですが、泳ぐとすごく早いんです!こんなに速く泳ぐことが出来るのは、ペンギンがロケット状の体型をしているためだそう。

泳いでいる姿もとてもかわいらしいペンギンたち。頭上にまでペンギンが泳いでいる姿が見られるのも、旭山動物園の魅力です。

人気イベント、ペンギンの散歩は冬期間限定!

12月下旬頃から3月中旬ごろまでの冬期間限定で行われる、旭山動物園の1番人気イベントが、ペンギンの散歩です。こちらのイベントでは、旭山動物園に暮らすペンギン達が園内の散歩コースを歩きながら、お客さんのそばに行ったり、集団で移動したりと、可愛らしい姿を見せてくれます。

散歩への参加はペンギン達の自主参加制になっているため、散歩姿が見られるのはキングペンギンとジェンツーペンギンの2種類です。この2種は狩り本能が備わっているため、散歩に出るのだとか。

ペンギンの散歩が冬期間限定なのは、雪が溶けてしまうとアスファルトの道がペンギンの足に負担をかけてしまうため。ペンギンの散歩は、ペンギンの狩り本能や生態を見てもらうために行われているので、動物に無理はさせないというのが旭山動物園の方針になっています。

よちよちと歩く可愛いペンギンの姿を間近で楽しむなら、冬にお出かけするのがおすすめです。

泳ぎまわるアザラシを様々な角度から観察!「あざらし館」

「あざらし館」では、筒状の水槽をアザラシが通り抜けていく様子を360度どんな視点からでも見ることができます。

ペンギンの水中での姿が堪能できる「ペンギン館」もその一つですが、旭山動物園は、展示に「行動展示」という方法を取りいれています。動物たちの特徴、能力、習性をなるべく自然に近い状態で展示しているため、動物たちの生き生きとした表情を、さまざまな角度から見ることができます。檻や柵の使用を最小限にしているので、動物との距離が近いことも大きな魅力です。本当にアザラシが真横を通る感覚なので、気持ち良さそうに泳ぐ姿に感動しました。

ちなみに、アザラシの耳は頭横についている小さな穴なのですが、出っ張りがなくツルっとしているのは泳ぐ際に水の抵抗をなくすためなんだそうです。このような生態に対する知識も、後述するもぐもぐタイムの時に飼育員さんがお話してくれます。

アザラシの展示近くには、アザラシの餌にもなるミズダコが展示されているのですが、世界のタコ収穫量の3分の2は日本で食べられている、という説明に驚きました。

また旭山動物園の園内には、タコの形をしたタコの水道がいくつもあります。。旭山動物園の広報部の方に、なぜ動物園にタコなのか、ましてや、なんで鉢巻きしているのかを伺ってみましたが、何故タコなのかは謎ということでした。

エサの目線でホッキョクグマを見る「ほっきょくぐま館」

「ほっきょくぐま館」には、実はある仕掛けがあります。外からだけでなく、水中の様子も見ることができるのですが、その水槽の水の高さがアザラシの目線に設定されているのです! 

自然界では流氷などの下にいるアザラシを捕食しているホッキョクグマ。つまり私達は、エサの目線を感じることができるのです。皆さんも旭山動物園に行かれたら、ぜひアザラシの気持ちになってホッキョクグマの迫力を感じて下さい。

カバが空飛ぶ「かば館」

職員の方に、「個人的に一番気に入っているオススメの動物はなんですか?」と質問したところ、「カバですね。」とお答え頂きました。

職「カバが飛ぶんですよ。飛んでいるんです、カバが。」
私「カバが...飛ぶ...。」

これを聞いて、カバが気になって仕方がなかった筆者。いよいよ「かば館」へやってきました。

ここから見ると一見普通のカバですが、やがてカバは何やら水に潜りはじめます。

そこでかば館の下へ行ってみると……

飛んでる!カバが飛んでいました!

人生で初めて見る光景に、なんだか笑ってしまいましたが、とても気持ち良さそうにぴょんぴょん飛んでいく、カバの愛くるしい一面を見ることができます。通常カバは、濁った泥水のようところを好むので、このような透明な水で泳いでいる姿はなかなか見られません。

ちなみに、この水中に浮かんでいる草は全部、カバのフン。水のろ過がとても大変なんだそうです。この飛ぶカバの姿、旭山動物園なら横からも真下からも見ることができます。

動物たちのもっともイキイキした姿が見られる! 「もぐもぐタイム」

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