日本を代表する空の玄関口であり、多くの国際線が発着する成田国際空港。国内外の旅行に便利な空港ですが、気になるのがアクセス。フライトの時間によっては自宅から出発すると間に合わないこともあり、空港の近くで宿泊したいと考える人も多いでしょう。
今回紹介する「アートホテル成田（旧：成田ビューホテル）」は、成田空港から車で15分の好立地にある便利なホテル。空港周辺の宿泊施設では唯一の天然温泉を備えており、宿泊はもちろん、日帰り温泉を楽しみたい人にも大人気のホテルです。今回はアートホテル成田を実際に訪れて、その魅力の数々を探ってきました。
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アートホテル成田とは
1974年に開業したアートホテル成田は、成田空港に近い大規模ホテルとして長い歴史を持つ老舗のシティホテル。成田空港まで車で15分という好立地にありながら、森や芝生などの豊かな自然に囲まれた癒しの空間が広がっています。
成田空港とホテル間を繋ぐ無料のシャトルバスがあるので、移動はとても快適。300台の駐車場があるので、自家用車をホテルに駐車し、そのまま飛行機に搭乗するといったプランも実現できます。成田山をはじめとした観光名所から近いので、空港利用だけでなく、観光の拠点として滞在する人も多いそうです。
ホテル最大の特徴は、なんと館内で天然温泉を楽しめるところ！ゆったりと過ごせる露天風呂・内湯・サウナが完備されており、長旅や日頃の疲れを癒したい人にはおすすめです。宿泊はもちろんのこと、食事と温泉がセットになった日帰りプランが特に好評。旬の味覚と温泉をお得に楽しめるため、リピート利用する人があとを絶たないのだとか。
全490室の客室は、プランや予算からさまざまな部屋タイプを選択可能。海外出張の前泊で利用するビジネスパーソンから旅行に訪れた家族連れまで、あらゆる過ごし方に対応しています。最近では宿泊しつつ仕事をする、ワーケーションで利用する人も増えています。
ホテルや周辺からは、タイミングが合えば飛行機の離着陸を間近で見られます。飛行機ファン必見の撮影スポットとしても人気を集めています。
日帰り入浴もOK！天然温泉とサウナで疲れを癒やそう
アートホテル成田の一番の魅力といえるのが、空港周辺のホテルでは珍しい本格的な天然温泉を楽しめること。飛行機の搭乗前に利用したり、成田観光の最後にゆっくり汗を流したりと、日帰り・宿泊どちらでも便利に利用できます。
館内の成田温泉「美湯（びゆ）」に湧き出ているのは、地下1,000mから汲み上げられたナトリウム-塩化物強塩温泉。神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え症・疲労回復・切り傷・火傷などに効果が期待できます。もちろん、美肌効果もたっぷり味わえますよ。
男湯・女湯ともに内湯だけでなく露天風呂があります。男湯の露天風呂は広くゆったりとしたつくりで、空を見上げながら開放的な雰囲気を味わえます。女湯には底が深い壺湯のほか、ハーブ湯があります。ハーブの種類は日によって異なりますが、訪れた日は爽やかなローズマリー湯でした。
男女ともにサウナがあるのも嬉しいところ！男湯にはドライサウナと水風呂があり、交互に入浴することで最高の“ととのい体験”を味わえます。女湯に水風呂はありませんが、ミストサウナなので身体のすみずみまで温まりますよ。
温泉を楽しんだあとは、涼しいところでゆったり過ごしたいもの。温泉施設のすぐそばには専用の休憩処があるので、火照った身体を十分に休められます。
テレビもあるので、ついつい長居してしまいそう。休憩処は、宿泊の方はもちろんですが、日帰りプランで訪れた方に特に好評です。
日帰りプランは、ホテルのレストランで提供される和食「四季彩膳（3,300円）」と温泉がセットになったお得なプランで4,800円（前日までの予約で4,000円）。食事の内容は季節によって異なりますが、この秋に楽しめるのは、鯖竜田揚げや鴨肉と茄子の田楽味噌かけ、鱧と松茸の土瓶蒸し、鮭いくら丼など、秋の旬がぎゅっと詰まった御膳です。
食事は昼（11:30～14:00）・夜（17:30～21:00）どちらでも選べて、温泉は23:00まで入浴が可能。会社帰りや休日を利用して、非日常感を味わうのにぴったりのプランです。
もちろん、温泉だけの利用も可能。入浴料は大人（中学生以上）1,500円（入湯税込み）、4歳～小学生750円で、快適な休憩処も使えます。身体の芯から温まる天然温泉は、周辺の観光スポットを車で訪れた観光客から一息入れるのにうってつけと好評です。
